おはようございます。ファイナンシャルプランナーの稲村優貴子です。
この連載では、『朝のスキマ時間に学ぶ♪家計管理・お金の基本』というテーマで、お金にまつわるコラムをお届けします。
将来のための貯金…どう貯めればいいの?
老後2,000万円問題について、聞いたことがあると思います。
将来漠然と不安な人も多いようです。少しでも貯金を殖やしたいものですが、2,000万円など、宝くじでも当たらないと無理であるように思えます。
将来のために貯金額を増やす方法は、大きく分けると2つ。支出を減らすか収入を増やすかです。
けれど、給料は上がらないのに物価がどんどん上がっている今、支出を減らすことには限界がありますよね。つまり、収入を増やす策を考える必要があります。
40歳から65歳までに900万円貯める!「月3万の副業」アイデア5つ
収入を増やす方法として、一カ月3万円の副収入を作ることを考えてみます。
例えば、40歳からスタートすると、65歳までで3万円×12ヶ月×25年(65歳-40歳)=900万円になります。
たかが3万円、されど3万円です。
それを、NISAで投資信託を積み立てて運用すれば、もっと金額は大きくなるかもしれません。(もちろん損失が発生する可能性もあります)
それでは、実際に副収入を得ている人がどのような方法を実践しているかを、みてみましょう。
【1】メルカリなどフリマアプリで不用品を売る
もらったものや使わなくなったものを売却して収入に。古本屋で安く仕入れた本や古着を、トレンドやシーズンに合わせて売って、収益を得ている方もいるようです。
月3万円確実に、25年続けるのは難しいかもしれませんが、他の策と一緒に取り組めると収入増につながりますよ。
【2】趣味で作った作品を売る
アクセサリーやバッグなど、手芸屋DIYが得意な人は、フリマやフリマアプリで作品を売って収入につなげているようです。
例えば、卒入園・卒入学のシーズンは、コサージュや、学校で使う手さげバッグなどがよく売れるそうですよ。
【3】資格を活かしてセミナーや個別指導をする
資格やキャリアをお持ちの方は、それを活かして副業につなげる方法があります。
実は私自身、コロナの時期に講演や個別面談の仕事がなくなり、時間ができたタイミングがありました。その期間に、趣味だったヨガのインストラクターの資格をオンラインで取得し、現在は週末ヨガレッスンを区民センター等で開催しています。
一カ月数千円から数万円の収入になっていますよ。
オンライン講座を開催できるサイトも数多くあるので、趣味や特技、資格を活かしてレッスンをすると、一定の収入が得られます。資格や特技がある方は、ぜひその活用手段を調べてみてください。
【4】新聞配達をする
早起きをして体を動かすので、ダイエット効果もある!ということで、新聞配達で副収入を得ている方も。
最近は、週に数回でよいなど募集も柔軟に対応しているところがあるのだとか。朝に強い方、体を動かすのが好きな方には合うかもしれません!
【5】スキマ時間にバイトする
タイミーなど、単発バイト・スキマバイトのサービスを利用して、休日や朝、夜などのスキマ時間にバイトすることでも副収入を得られます。
覆面調査など一回数百円から数千円程度の副業もありますよ。
居場所や、空いている時間に合わせてバイトが探せるのはとても便利ですよね!
人生の達人が実践している「お金以外の貯蓄」3つ
まとめ
副業で毎月3万円の収入を得ることができれば、将来のための貯金に大いに役立ちます。
自分のできる範囲で、お給料以外の収入を得ていく意識をもつと、意外と収入を得られるチャンスがあります。ただし、勤務先によっては副業禁止になっている場合もあるので、気をつけてくださいね。
老後よかったと思えるように、できることから始めてみましょう。