おはようございます。朝美人アンバサダーで、ダイエットインストラクターの岩瀬結暉です。
ダイエット中、毎日の食事作りで意識したいのが、脂(あぶら)をカットする調理法です。
お肉などの脂分をセーブすると、圧倒的に太りにくくなります。
今回は、脂質とダイエットの関係、また、脂を上手にカットする方法をご紹介します。
食べる量はそのままでOK!「脂カット調理」で楽痩せする方法
知っておきたい「脂質の必要性」
脂質は私たちの体の細胞をつくる材料になります。しかも、細胞は絶えずつくり変えられているため、そのぶん脂質が必要とされます。
また、脂質は各種ホルモンの材料として使われるので、ダイエット中でも必要不可欠といえます。
つまり、ダイエットをする場合も「脂質をとにかく減らせばいい」というわけではありません。
脂質の種類は3つある
脂質は大きく分けると
- 不飽和脂肪酸(魚、ナッツ、シード類、オリーブオイルなど)
- 飽和脂肪酸(主に肉の脂、乳製品、バターなど)
- トランス脂肪酸(マーガリンなどの加工食品など)
の3つに分けられます。
不飽和脂肪酸は体内の炎症を抑制したり、血液をサラサラにするなどの効果が期待できるので積極的に摂取したい脂質。
一方、飽和脂肪酸の摂りすぎは悪玉コレステロールの増加につながったり、トランス脂肪酸は心血管リスクを高めることがあるので、摂りすぎは禁物です。
特に意識したいのが、お肉の脂質。
お肉にはたんぱく質や必須栄養素が豊富に含まれていますが、脂肪の多い部位や和牛の霜降りなどを選ぶと、飽和脂肪酸の撮り過ぎや、カロリー摂取が増え太りやすくなる場合があります。
お肉を料理をする際、加熱の段階などで出てくる余分な脂は、カットしたい脂といえます。
脂のカットは「拭き取るだけ」
これは、テフロンのフライパンで、油を使わずに和牛を弱火で焼いた写真です。
弱火でゆっくり火を入れると、写真のように肉から脂がどんどん溶けてきます。
お肉を食べても太らないためには、出てくるこの脂をキッチンペーパーなどで拭き取るようにしましょう。
ちなみにこの時は、キッチンペーパー5枚分を使いました。
なお、お肉を強火で焼くと、脂が溶ける前に焦げてしまうので、火加減には気をつけてくださいね。
こちらは、豚ひき肉を炒めている写真です。
真ん中に溜まっているのが、溶けた脂。豚は特に脂が多いので、ロースでも大量に脂が溶けてきます。
この脂をキッチンペーパーで拭き取ると、脂のとりすぎを防げます。
野菜はレンジで加熱してから
次は、野菜とお肉を炒める場合です。野菜には、例えば玉ねぎやなすなど、火が通るまでに油を大量に吸う種類があります。
これを防ぐためには、野菜をカットしてレンジで先に加熱しておくのがコツ。
お肉を炒めて、出た脂を拭き取った後に、レンジで加熱した野菜を入れるようにすると、余分な脂を野菜を通して摂取せずに済みますよ。
お肉が好きな人は特に、毎日「脂のカット」を積み重ねることで、大きな成果につながります。
ぜひ毎日の調理の際、意識してみてください。
あわせて読みたい
糖質はおさえつつ、朝から手軽にしっかり「タンパク質」を摂る方法
***
ご質問がございましたら、私のInstagram(@yukinyansa)のダイレクトメッセージにご連絡くださいませ。
☆この連載は【隔週火曜日】更新です。次回もどうぞお楽しみに!