おはようございます。10,000個以上のパンを食べ歩いたパンマニアの片山智香子です。この連載では、朝から元気になれる美味しいパン屋さんやカフェを紹介します!
JR東海道線の大磯駅を出たら右に、線路沿いを歩き精肉店が見えてきたら左折。駅からは近いのだけれど、どこか海街を思わせる路地を進んだところに「Lee’s Bread(リーズブレッド)」はあります。
2017年に大磯の古民家をリノベーションした店舗に、半分がリーズブレッド、もう半分は違うお店という形でスタートしたそうですが、2021年にいまの場所に移転したようです。
外観の雰囲気からして可愛らしく入店前から気分が上がります。
こちらのお店は、その名の通りアメリカ人のLeeさんがパンを作り、旦那さまがパンを焼くお店。曜日によって焼くパンが多少違うようですが、全体的にハード系のパンが多い印象です。
カンパーニュ系などは、もちろんホールでも売っていますが、1/4サイズから購入可能なので、まずはどんな味か試しに食べてみることができるのは嬉しいですよね。
個人的にはLee’s Breadと書かれた木箱が可愛いらしくて萌えました(笑)
3種類のオリーブがたっぷり!「オリーブ」
クラスト(皮)は見た目ほどハードではなく、どちらかというとセミハード。クラム(中身)はむにゅりと瑞々しく、焼きたてだったこともあり余計に柔らかく感じたのかも。
カラマタオリーブ、黒オリーブ、グリーンオリーブの3種類を生地にたっぷり練りこんであるので、どこをカットしても、ごろりとオリーブが顔をだします。そして、オリーブがこれまたジューシーで、本当にオリーブに目がない私。これはベスト3に入るくらい大好きなパンに。
食欲そそる「カルダモンロール」
自家挽きの香り高いカルダモンをたっぷり使用した生地にバタークリームを巻き込んでいて、焼き色、テリ、食べる前から鼻腔をくすぐるカルダモンの香りが食欲をそそります。
手のひらさいずなので、ちょっと食べたい時に良い感じ。
ギュギュッとつまった「フルーツナッツ」
全粒粉とライ麦の生地にレーズン、くるみ、かぼちゃの種などがギュギュっと。
クラスト(皮)はガリガリっと香ばしく、気持ちかぼちゃの種の主張が強め。それでいてレーズンの甘味で全体的にまろやか。こちらはすでにスライスされた状態で売っているのですぐに食べやすいです。
店前にはテーブルやベンチもあるので、こちらで焼きたてパンを頂いても美味しそうです。
Lee’s Bread(リーズブレッド)
住所:神奈川県中郡大磯町大磯1156‐4
電話番号:0463‐74‐6499
Instagram:@leesbread
※記事の内容は取材時の情報です。営業時間、定休日等の最新情報はお店のホームページやSNSなどでご確認ください。
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