おはようございます。ヨガインストラクターの高木沙織です。
今回のテーマは、“首こり”。
首こりの原因のひとつは、私たちが日ごろからよくやりがちなあの姿勢。
スマホやパソコンの画面を見る時の、うつむきがちな姿勢です。この時、首のうしろの筋肉には約5kgほどある頭を支えるために大きな負担がかかっています。
その結果、首の筋肉がこって、張り・痛みが出るだけでなく、肩周辺の筋肉も過剰に働いて、肩こりや頭痛を引き起こすこともあるでしょう。
ほかにも…
●頭部の血流が悪くなって、目の疲れやかすみを感じるようになる
●自律神経の乱れから、睡眠に関する悩みが生じるようになる
※ 首の両サイドは、自律神経の通り道です。
このように首のこりは、様々な不調の引き金になるといっても過言ではないのです。
というわけで、ここからは首まわりをじんわりほぐすストレッチをおこなっていきたいと思います。タオルを用意してストレッチスタート!
タオルを使って「首まわり」をじんわ~りほぐすストレッチ
1)後頭部にタオルをかけて、両端を手で持つ。あごを上げ、手と後頭部で前後に引っ張り合う。
2)あごを引き、手と後頭部で前後に引っ張り合う。
3)2の姿勢から、頭を右側に向けて、手と後頭部で前後に引っ張り合う。
4)反対側も同様におこなう。
※ 1~4ともに、力を強く入れる必要はありません。首まわりが、じんわりとほぐれてくる力加減でおこないましょう。
ポイント
- 手ではタオルを前に引っ張り、後頭部はタオルにあずけてうしろに戻す力をかけながら、ストレッチをします。
※ 写真の矢印の向きを参考に、引っ張り合ってみてください。 - 楽に呼吸をしながら、1~4を各20~30秒ずつおこないましょう。
寝ている間に枕の上で凝り固まった首のストレッチとしてもおすすめです。
それでは今日も、良い1日を!
☆この連載は<毎週金曜日>更新です。来週もどうぞお楽しみに!