おはようございます。ヨガインストラクターの高木沙織です。
今回のテーマは、“お腹の張り”。
クリスマスや忘年会、年末年始。12月~1月はイベント事が多く、つい食べすぎてしまう日が続きがち。それだけでも、「お腹がパンパン」だと感じるようになるのですが、もうひとつ原因が…。
冬は注意!お腹の張りを感じる原因は?
それは、温かい室内でまったりと過ごすときの姿勢です。背中や腰を丸めた姿勢で、椅子・ソファに座っているとき、体はアルファベットの“C”の形になっていますよね。
このときはお腹のまわりの筋肉が縮まった状態。加えて、股関節も屈曲した(曲がった)姿勢であることから下腹部への圧迫が強くなり、お腹の張りを感じやすくなるのです。
特に、よく食べた後の背中を丸めた姿勢は、消化不良を引き起こすこともあるので気をつけたいところ。
ここからは、お腹の張りが気になるときのストレッチをご紹介していきます。
年末年始、お腹の張りが気になるときに!
1)床にひざ立ちになる。
※ 足は腰幅程度に開き、つま先は立てておきます。手は腰に軽く添えましょう。腰が反りすぎないように、尾骨(お尻の尖った骨)を引き下げるようにすると◎!
2)ヘソを中心に、お腹~股関節のあたりを前に突き出す。
※ 腰に負担がかかりすぎないように加減しながら、お腹を突き出します。呼吸を5回繰り返しましょう。
3)1の姿勢に戻ったら、お腹を右斜め前に突き出す。
※ ひざの位置は変えず、ヘソを右斜め前に向けて突き出すようにします。ここでも呼吸を5回繰り返したら、左側も同様におこないましょう。
4)お尻をうしろに引いて、腰を丸める。
※ 最後は、背中からお尻を緩やかにカーブさせて、腰の緊張を和らげます。吸う息でお腹を膨らませ、吐く息でへこませることを意識しながら、呼吸を5回繰り返しましょう。
ポイント
- 食後すぐは避けて、2時間ほど空けてからおこなってみてくださいね。
- 朝におこなえば腸に刺激を与えて、お腹スッキリ効果を狙うこともできるでしょう。
以上、お腹の張りが気になるときのストレッチを紹介しました。
それでは今日も、良い1日を!
☆この連載は<毎週金曜日>更新です。来週もどうぞお楽しみに!