毎週金曜日更新!通訳者・翻訳者をネットワークする「テンナイン・コミュニケーション」と「朝時間.jp」のコラボ連載「通訳者さんに教わる♪朝のカンタン英語レッスン」。今話題のニュースに関する英語表現、英語や海外に関するトピックをご紹介します♪
英語「little」と「a little」の使い分け
「little」と「a little」は意味が違うと習ったけれど…どっちを使えばいいんだっけ?と迷ってしまうことはありませんか。
今回は例文を使って、その違いについてお伝えします。
例えば、頼みごとをされて、「これならすぐにできます。」を英語で伝えるとき。
It will take little time to do it.(=それならすぐできますよ / あまり時間がかかりませんよ)
という表現がよく使われますが、もし
It will take a little time.
と言ってしまうと、どうでしょう。
「これには少し時間がかかります」
という、全く異なるニュアンスの回答になってしまいます。
つまり、「little」は「ほとんどない」「少ししかない」という意味の「少ない」で、「a little」は「少しある」という意味の「少ない」なのです。
“a”の有無だけでニュアンスが変わってしまいますので、「little」を使う時は気をつけましょう!
(記事協力:テンナイン・コミュニケーション)
☆この連載は<金曜日>に更新します。次回もどうぞお楽しみに…!