おはようございます!整理収納アドバイザーのサチです。
新年度がはじまり、朝の身支度でいつも以上に「洗面台まわり」が渋滞しているわが家です。
忙しさに引っぱられて、使ったものをついつい出しっぱなしにしがちな洗面台ですが、実は、わが家の洗面台は、わりといつでも整っています。
全員、きれい好きなわけでも、几帳面というわけでもない家族。ですが、たった2つの心がけできれいをキープできているんですよ。
今回のコラムでは、その2つの心がけについてお話しますね。
2つの心がけで、洗面台のきれいをキープ!
【1】「統一感」があればなんとかなる
キレイな洗面台を保ちたいなら、とてもシンプルなことですが、洗面台上に置くものの「見た目」には、ちょっとだけこだわるのがおすすめです。
- できるだけ派手なパッケージのものを選ばない
- どうしても気になるラベルは、はずす
- カラーを3色程度におさえる
この3つに気をつけて置くものを選べば、だいたいスッキリと統一感が出て、うまくいきます。
わが家の場合だと、色は、白、黒、グリーン、ブラウンの4色に絞っています。ボトル類も、派手なパッケージを取り除いただけで、どこか洗練された雰囲気に見えますよね。
すぐに実践できることなので、ぜひ、今ある洗面台上のものたちを点検してみてください。
【2】収納スペースは「平等」に
洗面台の上をすっきりさせるなら、ものを「洗面収納内におさめておく」のが大前提です。
どんなにおしゃれな洗面台でも、収納スペースからものが溢れすぎていれば、ごちゃつき感は避けられません。
家族ひとりひとりが自分のものをきちんと管理するためにおすすめなのが、我が家のもう1つの心がけでもある
収納スペースを平等にする
という方法です。
上の写真は、洗面台下にある、末っ子用の収納スペースです。
まだ小学生の男の子には、洗面台まわりで使うものはあまりないもので、ご覧の通り、末っ子のスペースは空っぽ。
ここで注意すべきなのが、この次男のスペースを、他の誰かが使ってしまうこと。
他の誰かが空いているスペースを見つけて、そこに自分のものを入れてしまうと、「まだまだものを持てるな」と勘違いしてしまい、ものが溢れてしまうきっかけになってしまいます。
そして、いつか溢れてしまったものたちが洗面台上に鎮座してしまう…実はこの現象、片づけ作業にいくお客様宅でよく見る光景なのです。
人は、スペースがあればそれに甘えてしまうもの。
だからこそ、各人の収納スペースは平等にし、それぞれが決められたスペース内でやりくりするような習慣を身に着けることを、おすすめします。
なお、洗面台下の収納ケースには、各人の呼び名をラベルにしてペタリ。
他の人のものが紛れ込まないよう、ラベルの表札が抑止力になっていますよ。
まとめ
すっきりした洗面台を実現するために、特に新しい収納用品や特別な知識は要りません。
見た目の統一感に気をつけて、そこに住む人みんなが、自分のスペースの中できちんと空間をやりくりできていれば、おのずとすっきり洗面台はつくられます。
ぜひ我が家で実践しているたった2つの心がけを参考に、洗面台の片づけにトライしてみてください。
☆この連載は【隔週金曜日】更新です。次回もどうぞお楽しみに!