おはようございます。朝美人アンバサダーで、ダイエット講師の岩瀬結暉です。
今回はよく耳にする「グルテンフリー」について、ダイエットの関係と合わせて解説します。
グルテンフリーの定義って?
グルテンフリーとは、小麦に含まれている穀物のタンパク質の主成分である『グルテン』を摂取しない食事法のこと。
小麦と聞くと、パンや麺類などを想像する方が多いと思いますが、小麦粉でとろみをつけるカレーやシチュー、お味噌汁の具の「お麩」などにも、グルテンが入っています。
もともとグルテンフリーは、グルテンを摂取することで腸の細胞が破壊される「セリアック病」の改善や、小麦アレルギーの人が実践していた食事法でした。
しかし、近年では小麦アレルギーが無い人でも、グルテンは消化されにくく、分解されなかったグルテンが消化器官の粘膜にこびりつき、炎症を起こすことが分かってきました。その炎症のせいで、便秘・下痢・頭痛・倦怠感・睡眠障害・生理痛や生理不順・イライラなど身体の不調につながりやすくなるとされています。
グルテンフリーの食生活を行うことで、人によっては、体質や肌質の改善が期待できるといわれています。
ダイエットとの関係は?
糖質が多く太りやすいといわれる小麦を摂らないグルテンフリーを意識していても、小麦以外の糖質をしっかり摂取していれば、体脂肪は減りません。
しかし、普段から麺類やパンを食べていた人だと、グルテンフリーにより一時的に糖質の量が減って、体脂肪が減る可能性は高いです(私自身がそうでした)
小麦以外の糖質の摂取量も控えながらグルテンフリーを実践すると、便秘や肌質なども改善されて、ダイエットの効果も得やすくなると思います。
グルテンフリーの手軽な始め方
グルテンフリーを始めてみたいけど、小麦を完全に断つのはハードルが高いというのが本音ではないでしょうか。
チャレンジしてみたい方は、グルテンを多く含むパン・麺類(蕎麦も十割蕎麦以外は小麦が入っています)などの主食から、まずは控えてみてはいかがでしょうか?
慣れてきたら、パン粉や小麦をまぶす揚げ物などの料理、小麦でとろみをつけるカレーやホワイトソースなどを使う料理などもセーブしていくのがおすすめ。
体質によって合う・合わないはあるので、とりあえず1~2週間やってみて、体調や体型に効果を実感したら続けていくとよいと思います。
グルテンフリーに限らずなにごとも、無理せず、自分のペースで続けるようにしましょう。
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☆この連載は【毎週火曜日】更新です。次回もどうぞお楽しみに!