おはようございます。朝美人アンバサダーで、ダイエット講師の岩瀬結暉です。
ダイエット中は、糖質や揚げ物、インスタント麺などを避けて健康的な食事をしている人でも、急に甘いものやジャンクフードが食べたくなったりするものです。
そして、食べ始めると少量で満足できず、お腹いっぱいでも他のジャンクフードに手を出したり、後で食べようと思っていたのに我慢できなくなったりしがちです。
誰もが一度は経験したことがあるのではないでしょうか?
今日は、ジャンクフードを食べ始めると止まらなくなる理由をいくつかご紹介します。
ダイエット中にジャンクフードを食べ始めると止まらなくなるワケ
ジャンクフードや甘いものが止まらない原因になる「ストレス」と「お酒」
人がストレスを感じると、体の中で抗ストレスホルモンの「コルチゾール」が分泌されます。
コルチゾールは血管を収縮させ、血糖値を上げてストレスに対応できるように備えます。つまり、「ストレスが軽減された」という快感を覚えるようになっています。
実は、ジャンクフードや甘いものを食べると、一時的にコルチゾールが分泌された時のように「血糖値が上がる状態」になります。そのため、プレッシャーやストレスを感じると、人は自然とそのような食品を欲してしまうと言われています。
また、ストレス感じるとお酒を飲んで発散する人も多いですよね。
アルコールを飲むと満腹中枢がマヒしてしまうので、普段以上に食べてしまったり、誘惑に負けてお腹いっぱいなのにスナック菓子をつまみ続ける…などの失敗をする人も多いようです。
「グルテンの中毒性」も原因
「グルテンフリー」という言葉をよく聞くようになりました。アレルギーや臓器の炎症を抑えるために、グルテンを控える人が増えています。
グルテンとは小麦粉に含まれている成分で、中毒性があると言われています。食べると「もっと食べたい」という気持ちになりやすく、食べなければ「食べたい」衝動が起きにくくなります。
毎日でもラーメンが食べたい、パンが食べたいなどの衝動が強く、毎日食べてしまう人は、注意が必要です。
また、小麦は血糖値の急上昇を引き起こし、その後は急下降を招くため、気分が安定せず空腹を感じやすくなります。
カップ麺や菓子パン、スナック菓子などは小麦からできているものが多く、グルテンを含んでいるため、食べると次を欲してしまうのです。
ちなみに、グルテンではありませんが、フルーツと砂糖水を与えるマウスの実験で、砂糖水を与えてしまうとフルーツを食べなくなるというデータがあります。フルーツに興味がなくなり、砂糖水しか摂らなくなったそうです。
人での実験ではありませんが、マウスも甘いものの味を覚えると癖になるということです。
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ダイエット中は縁を切りたいジャンクフードですが、食べたい欲のコントロールはなかなか難しいものです。でも、その理由を知っておくと、セーブしやすくなるかもしれませんよね。
次回は、ダイエット中にジャンクフードや甘いものが食べたくなった時の対処法について考えます。
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