英語「on the same page」の意味って?
「彼の言うことはいつもピントが少しずれている。」を英語で言うと…
「ピント」という言葉はオランダ語の brandpunt (焦点)が語源で、英語ではありません。
この文を和文和訳すると、「彼が話すとき、私はいつも感じる/(あると)少しギャップが/彼と私たちの間に」や、「彼が話すとき、私はいつも感じる/何かが違っている/私が聞きたいことからは」、「彼が言うことは/いつも少し違う/私たちが期待していることからは」などとなります。
また、「言葉、発言( remark )」という名詞を使って、「彼の発言はいつもわずかに捉え損なっている/ポイントを」としたり、「彼の発言はいつも少しポイントを外れている」などと言い換えることができます。
これで通じる!よくある日本人の解答例
- When he talks, I always feel (there is) a little gap (between him and us).(=彼が話すとき、私はいつも、彼と私たちの間に少しギャップがあるように感じる)
- When he talks, I always feel something is different from what I want to hear.(=彼が話すとき、私はいつも、彼と私たちの間の差を感じる)
- What he says is always a little different from what we expect.(=彼が言うことは、私たちが期待していることとはいつも少し違う)
- His remarks always slightly miss the point.(=彼の発言はいつもわずかにポイントを捉え損なっている)
- His remarks are always a little off the point.(=彼の発言はいつも少しポイントを外れている)
英語ネイティブの解答例
What he says is always a little off the mark [point].(=彼の言うことはいつもピントが少しずれている)
I feel he’s often missing the point.(=彼はよくポイントを外しているように感じる)
I feel we are never on the same page.(=我々は決して意見が一致しない)
出典:『知ってる英語で何でも話せる! 発想転換トレーニング』 (音声ダウンロード付き)著者: 田尻 悟郎 / 出版: コスモピア
覚えたいフレーズ&キーワード
- remark:言葉、発言
- expect:予期する、期待する
- slightly:わずかに、少し
- on the same page:意見が一致している、同じように考えている
☆明日のレッスンもお楽しみに!
©︎2021 Goro Tajiri