日中も就寝時もエアコンや扇風機などが欠かせない時期ですね。熱中症にならないためにも部屋を快適な状態にする一方で、一日中風にさらされ続けることで、朝起きると肩や背中がだるい、夕方になると体のむくみを感じるという人も多いのではないでしょうか。
また、一日中パソコン作業をしていたり、運動不足によって上半身の引き締まり感がないと感じることはありませんか?
今回は、エステティシャンである筆者が100円ショップで購入できる「ゴムチューブ」を使って肩や背中のだるさを解消、引き締めに効果的なストレッチ法をご紹介します。
100円ショップのゴムチューブでできる背中引き締めストレッチ法
準備するのは、100円ショップなどで購入できるゴムチューブ。筆者は「キャンドゥ」で購入しました。しっかり弾力もありストレッチやエクササイズなどに重宝できます。
(1)肩甲骨を動かす
肩とひじがまっすぐになるようにし、頭の後ろでゴムチューブを持ちます。
肩とひじは水平のまま、肩甲骨を意識しながら、ひじから手先を動かしてゴムチューブを外側に約1分ひっぱります。
(2)肩甲骨を上下に動かす
ゴムチューブを頭の後ろで持ち、グイグイっと外側に向かって引っ張ります。
負荷がかかるところからひじを90度に伸ばし上に持ち上げるを約1分繰り返します。
肩こりを感じたり、背中が丸くなってきたり、運動不足が続くと日頃きちんと肩甲骨が動かせていないこともあるので、上下、左右に肩甲骨を動かしましょう。
(3)肩から二の腕のストレッチ
片手は首の後ろに、もう片方の手はまっすぐ伸ばして下にゴムチューブを持ち、ゆっくり引っ張るを左右交互に約30秒ずつおこないます。
二の腕のたるみ、背中の丸み、肩が凝りやすい場合は、猫背や前傾姿勢になりがちになっていることが多いです。肩が前に倒れ、首から肩にかけて盛り上がったようにこりかたまっていませんか?
このストレッチは二の腕のたるみが目立つ部分の筋肉をストレッチすると同時に、肩を後ろに引いて開きながら元の位置に戻します。
(4)肩甲骨寄せ&二の腕引き締め
ゴムチューブを後ろで持ち、外側に向かって引っ張りながら、お尻の高さから腰の位置へと腕をあげるを約1分おこないます。
この時に下腹を引き締める意識をすると、背筋がぎゅっと締まりやすくなります。
肩甲骨を背骨側に寄せ、二の腕の筋肉も引き締めましょう。
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いかがだったでしょうか?
肩甲骨を動かすと代謝が上がりやすくなり、血流の流れがよくなります。
このストレッチをおこなうことで、背中や肩、首こりをやわらげ、姿勢の意識、二の腕の引き締めなど上半身全体に効果的ですので朝のストレッチに取り入れてみてくださいね。