みなさま、おはようございます。料理研究家の「かめ代。」です。
心が楽になる2品弁当。新連載第86回目の2品弁当は
- 鯖缶の紅ショウガ衣
- 野菜の桜エビ炒め
のレシピをご紹介します。
4月から1人暮らしやお弁当生活が始まっている方向けに、3月・4月は一口コンロでもラクに作れる「フライパン1つの2品レシピ」をご紹介しています。
フライパン1つレシピといっても、シートで仕切りを作るなど、細やかなことをするのではなく!2品のおかずを、途中フライパンを洗わずに手軽に作ろう!というものです。
今回も便利な「サバ缶」を使うことで時短!紅しょうがを入れた衣をまぶして焼くことで、サバの臭いをおさえながら風味をアップできます。
副菜は、桜エビをアクセントにしたシンプルな炒めもの。とても簡単な2品弁当。ぜひお試しください。
フライパン1つで2品!簡単「サバ缶の紅しょうが衣」「野菜の桜海老炒め」弁当
1品目 サバ缶の紅しょうが衣
(材料)1人分
- サバ水煮缶 1缶 ※内容量150g 固形量100gのものを使用
- 紅ショウガ 大さじ1
- 薄力粉 大さじ2
- 水 大さじ2
- ごま油 大さじ1
(作り方)
- サバ缶は身と汁にわける。身が大きい場合は半分にする。
- ボウルに、薄力粉と水、紅ショウガを入れて混ぜ、サバ缶を崩さないように入れて衣をからませる。
※衣はぽってりした固めに。ゆるい場合は薄力粉を足してください。 - フライパンにごま油を入れて中火で熱して、並べ入れる。
- 裏返してもう片面もこんがり焼く。
※全体に火がとおったら、紙タオルの上に取り出して油を切りましょう
※フライパンは洗わずにそのまま副菜を作ります
野菜の桜海老炒め
(材料)1人分
- キャベツ 100g
- スナップえんどう 3個
- 塩 ひとつまみ
- 桜海老 大さじ1
- いりごま(白) 大さじ1
(作り方)
- キャベツは1cm幅に切り、スナップえんどうは筋をとる。
- フライパンを中火で熱し、キャベツとスナップえんどうを入れて塩を全体にふり…
蓋をして2分程度蒸し焼きにする。 - 中央をあけて桜海老とごま油を少し(分量外。小さじ1/3程度)を入れて桜海老を軽く炒めて…炒りごまを入れて汁気をとばす。
※調理には直径20cm程度のこびりつきにくい加工をされた小さめのフライパンを使用しています。蓋も必要です
お弁当の詰め方プロセス
- 今日は2段のお弁当箱を使用。1段におかずのみを詰める場合は、副菜を奥から詰める
- 副菜にたてかけるよう(沿わせるように)メインのサバの紅しょうが衣を詰める。
- ごはんに高菜漬けをのせる。
※分量外の材料(ごはん1人分、高菜漬け 適量)
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今週の「心が楽になる2品弁当」はいかがでしたか?
お弁当を使った後は、栄養と旨味がたっぷりのサバ缶の汁気は無駄にせず、缶に水を入れて調理後のフライパンへ。
今回は、切り干し大根を入れてスープに。乾物を常備しておくと、手軽にスープができます。
サバのうまみで出汁いらず。切り干しと少量の塩とごま油を入れて簡単スープに。
ただ、サバの汁気は臭いがあるので、このスープはお弁当(スープジャー)には向きません。すぐにおうちでお楽しみくださいね!
↓こちらは、お弁当に詰めているものと全く同じ量を皿盛りにしたもの。在宅ワークの方にもおすすめです。
お皿が小さかったので、おかずは1/2分を盛り付けてみました。高菜などの漬物がたっぷりあると、この分量で2人分の在宅ワークごはんにもなります。
サバ缶を使った、ラクラク2品弁当!
心を楽に。フライパン1つで作る「2品弁当」お楽しみください。
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「心が楽になる2品弁当」のルール
- おかずは2品だけ
- 詰め方も簡単に。紙カップは使わない
- 市販の調味料やあしらいものは常備して利用
- 2品で朝15分以内に完成する簡単美味しいお弁当
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料理研究家 かめ代。
公式サイト 「 kameyo レシピと暮らし」 https://kameyogohan.com/
☆この連載は<毎週日曜日>に更新します。来週もどうぞお楽しみに…!