乾燥やダメージが原因で、ぱさついてボサボサになった髪は、疲れた印象を与えてしまうもの。はじめましての出会いが増える春は特に、うるおってつやのあるサラサラヘアをキープしたいですよね。
今日は、美容師の森本英梨さんが教えてくれた、おうちでサラサラ&つやつやの美髪を育てるセルフヘアケア術を3つご紹介します。
【1】美髪作りの基本!ヘアケアのNG4つ
髪のスペシャリストである美容師さんが、普段のヘアケアで「絶対にしないこと」があるそう。
【1】髪を濡れたまま放置しない
濡れ髪のまま自然乾燥させると、パサつきや広がりの原因に。髪を保護するキューティクルが開いたままの状態になり、大きなダメージになるのできちんと乾かしましょう。
【2】髪をむりやりとく
絡まっている髪の毛を無理に引っ張ってしまうと、切れ毛や頭皮の負担に。髪をとくときは、毛先→中間→根元と順番にやさしくほぐすのが◎
【3】雑なタオルドライ
髪を洗ったあとはタオルドライを入念に。雑にやってしまうとドライヤーをあてても半乾きになる可能性が。半乾きの髪は頭皮のかゆみやフケの原因になるので、まずはタオルドライを徹底しましょう。
【4】高温のコテやアイロン
高い温度でやりがちなコテやアイロンですが、髪の毛が火傷状態に。低温で少しずつ巻いて、しっかり冷ますことで、ダメージが受けにくくなるだけでなくカールが長持ちするそう。
【2】サロン級のサラサラ髪になる3ステップ
乾燥でパサパサの髪の毛には、トリートメントがおすすめですがケアの仕方も重要です。まるでサロンで仕上げたようなサラサラ髪が、おうちのお風呂でできる3ステップのケアで手に入るそうですよ。
【1】ブラッシングをする
シャンプーのあと、トリートメントをつけたら髪全体をクシでとかしていきます。トリートメントをまんべんなく浸透させることで、バラバラなキューティクルを整えましょう。
【2】タッピングをする
次に、手を使って髪をトントンと軽く叩いていきます。トリートメントの浸透力がぐんとアップ。
【3】ホットタオルorシャワーキャップをかぶせる
最後にレンジで温めたホットタオル、またはシャワーキャップをかぶせて数分おきます。おすすめは、シャワーキャップをかぶったまま湯船に浸かること。お風呂の蒸気で蒸すことで、効果が高まります。
この3ステップは週1回でもOK!週末のゆっくりしたリラックスタイムなどに取り入れてみては?
【3】欠かせない!ドライヤーの「冷風機能」
使わなきゃもったいない!ドライヤーの「冷風機能」活用のススメ
ドライヤーの冷風機能には、髪を守る働きがあるということをご存じですか?
実はシャンプーやドライヤーをかけたあとは、髪表面のキューティクルが開いたままなので髪が傷つきやすい状態になっているそう。そこに冷風を当てることで、温度を下げながらキューティクルを閉じ、髪の内側の水分を保ってツヤ髪がキープできると言われています。
また、絡まりにくくなるだけでなく、カラーが長持ちするなどのメリットもあるそう◎
シャンプーした髪をドライヤーの温風で乾かしたあとは、冷風でキューティクルを閉じるひと手間をプラスしてみてください。
乾燥やダメージから髪を守る「セルフヘアケア」術を3つご紹介しました。
いつものケアにちょこっとプラスして、キレイな髪を目指してみませんか♪