大切な1日がはじまる朝。限られたこの時間をできるだけ心地よく、効率的に過ごすべく自分らしい工夫や習慣を取り入れている方がたくさんいらっしゃいます。
本連載では、朝を楽しむ朝美人アンバサダーのみなさんに、朝ごはんや、美容、ファッション、運動、家族との向き合い方など、いろいろな気になる朝のことをお聞きしてご紹介します。
今回お話を伺ったのは、会社員(広報)の朱里さん(@__akari.i__)です。
ある日のタイムスケジュール
朱里さんの朝のモットー
朝ごはんは朝つくらない
頑張ってする早起きは向いてないので、自分が楽しんで続けられる朝時間を過ごしていきたいです。
朝ごはんの時短のコツは
編集部:欠かせない朝の習慣を教えてください
朱里さん:朝ごはんを毎日食べること。お腹の底から自分を起こすことができるので、一日のバランスが整います。
寝坊したときは、栄養豊富で満腹感も得られる出汁を飲んでいます。お湯を注いで5分で完成する久世福商店の「風味豊かな 万能だし」を愛用。体が芯から温まるので、スープ代わりにすることも。朝ごはんを食べるようになってから昼と夜に定期的にお腹が空いて、無駄な間食もなくなって、いいことばかりです。
編集部:朝時間を心地よく、ハッピーに過ごすために工夫されていることや意識していることなどがあれば教えてください。
朱里さん:朝ごはんを朝作らなくてすむように、平日の夜や土日に仕込みをしています。買い物から帰ったら、卵は茹でて殻を剥く、野菜は食べるサイズに切ってから冷蔵庫に入れるなど。
卵は目玉焼きよりも失敗しにくいゆで卵がおすすめ。冷蔵庫の中には、いつも抽出した出汁がポットに入っています。
こうして仕込んでおくことで、朝はベーコンを焼いてプレートに食材を乗せるだけで完成します。
編集部:おすすめの朝食メニューを1つ教えてください。
朱里さん:食材を乗せるだけで完成するサラダプレート。葉っぱを敷くだけで、見た目もお腹もボリューム満載の朝ごはんになります。珍しい葉野菜や人差し指ほどサイズの人参など、あまり見かけない有機野菜がお手頃価格で売っている無印良品で、旬の野菜を楽しんでいます。
編集部:朝食のメニューはどのタイミングで考えていますか?献立を考える時に意識されていることや、こだわりがあれば教えてください。
朱里さん:朝ごはんのメニューのベースは、子どもの頃に父親が連れていってくれた、日曜のロイヤルホストのモーニング。思い出が詰まった卵・カリカリベーコン・サラダを基本に、母から学んだ「赤・緑・黄色の食材」で栄養バランスを整えています。
食材の買い物をしながら、ベースになる緑の葉っぱやベーコン、焼き魚などを筆頭に、彩りや季節の野菜などから決めています。
ノーファンデで過ごせるようになった朝美容
編集部:化粧品会社の広報でもいらっしゃる朱里さん。大事にしている朝美容法について教えてください。
朱里さん:日頃から素肌のケアを特に意識しています。私は朝が苦手なので身支度を時短して、美容を楽しんで続けられるよう、毎日使うスキンケアアイテムや生活のスタイルを一から見直すことから始めました。
私は学生の頃、クマが目立ちやすく顔色が悪く見えるので周囲から「寝不足?」「貧血?」とよく聞かれるのが嫌で中3の頃からベースメイクをするように…。美容の知識がなかったので「肌は洗えばきれいになる」と思っていて、やりすぎて顔の皮が剥け赤くなってしまい、余計に化粧で隠すことがやめられなくなっていきました。
自分ではどうすることもできなくなり、20歳の頃に駆け込んだ美容サロンで教えてもらった3つの基本を今でも続けています。
- 朝は人肌の温度でお湯洗顔
- 日中は顔を触らない
- 夜の洗顔は擦らずふわふわの泡で顔を包み込む
このたった3つの意識で、肌の赤みも消えて肌荒れが改善され、今ではノーファンデ。仕事で会った人には「お肌キレイですね」と言ってもらえるように。化粧品を扱う上でも説得力のある人になれたらといいなと思います。自分の欠点を隠すメイクをやめて、自分の肌に合うスキンケアに変えたことで、素肌にも自信が持てるようになりました。
朝のお気に入りアイテム
アロマプロの「ハーブショルダーピロー」
電子レンジで繰り返し温めて使えるホットピロー。中にハーブと緑豆が入っていて、湯熱でゆっくり体を温めてくれる優れもの。朝は顔色がよく見えるように首周りを温めています。夜は足首やお腹を温めるとストンと眠りにつくことができるので、時間帯を問わず愛用しています。
まつ毛パーマ
朝の支度で一番の時短は、まつ毛パーマをしたこと。私は目にまつ毛が入ってしまう「逆まつ毛」なのでビューラーに時間がかかるし、朝から気分が上がらずテンションが低い人でした。今は月に一度のまつ毛パーマのおかげでビューラーいらず。とっても楽です!
朱里さん(@__akari.i__)/会社員(広報)
「朝つくらない朝ごはん」をテーマに、朝の時短術をInstagramに投稿しています。美容業界に入った20歳からノーファンデ。アロマやナチュラルコスメでセルフケアをし、自然体でいられる生活を心がけています。
起床から出勤まで30分ほどの短い時間でも、朝ごはんを食べられているのは「朝ごはんは朝つくらない」からだったのですね。美容面でもノーファンデやまつ毛パーマと時短に繋がる工夫をされていて。ご自身のスタイルに合わせたショートカット術を持っておくことがポイントですね。(編集部)