朝読書におすすめの本をご紹介する『まっこリ～ナのCafe BonBon』。小説やエッセイ、暮らしや料理の本など心に効く本をセレクトしています。
今日の「まっこリ～ナのカフェボンボン」の本棚は、『縄文人に相談だ』。
こんなとき、縄文人さんならどうするの？ フリーペーパー「縄文ZINE」の編集長が、縄文人になりかわってアドバイスしてくれます。
『縄文人に相談だ』
著者：望月昭秀
出版社：KADOKAWA
本のテーマは「悩みなんて、全部まとめて貝塚にポイ」。縄文人の発想で物事を見つめてみれば、本当にポイできることだってあるかもしれません。自分ではなかなか答えが見つけられないお悩みに、縄文人たちが思いもよらない解決法を見つけてくれそうです。
現代人の悩みに「縄文的思考」で答えようという試みの本書。縄文人にきいてみようという突拍子もない発想がとても魅力的だと思います。「仕事がつまらないです」という悩みには、「縄文時代のモノ作りって意外と地道ですよ」。「お金がなかなかたまりません。どうしたら貯金ができるでしょうか？」と相談されれば、そもそもお金のない世界に生きる縄文さん、「お金ってなんですか？ どんぐりのこと……ですか？」と返します。
お金や文字、土地所有など縄文時代になかった概念についてのコラムを読むと、縄文人の生活に興味がわいてきます。縄文時代のことがもっと知りたくなる一冊です。思い切って発想の転換をしたいときにどうぞ。
ラブ&ピースな一日を。
Love, まっこリ〜ナ
「まっこリ～ナのカフェボンボン」を読んでくださってありがとうございます。「カフェボンボン」が心ときめく本との出会いの場となりますように。
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