おはようございます。フードスタイリストの河合真由子です。
毎日のくらしの中で、個人的に大切にしているのがテーブルフラワー。
花のある暮らしはやっぱり心地いい!
毎日の生活に欠かせないものとしてお花があります。綺麗な花を見ることでお家にいても、こころがぱっと明るくなったり、また花の生命力はくらしに活力をもたらしてくれます。
朝のテーブルにも、少し花を置くことで気持ちが晴れやかになったり、ちょっと癒やされたり・・・と心の栄養にもなります。また、季節の花を飾ることでおうちにいても四季を感じられますね。
メインとサブのお花で小さく飾る
朝の食卓にほしいのは、彩りを添えてくれるちょっとしたお花。料理の彩りがちょっと失敗した・・・という日も、お花でなんとなくフォローできることもあります。
いざお花を飾ろうとすると、花瓶や生け方などちょっと難しくて躊躇してしまうかもしれませんが、私がいつもお花屋さんで購入するのはメインのお花(多くても2〜3本)とサブのお花、またはグリーンです。数にすると5〜6本程度。(少量ですみません・・・といつもいっています)
お財布もあまり傷まず、そして花を花瓶にいけるというプレッシャーも感じません。
メインのお花は季節ものや彩りがきれいなもの、あとは自分がキュンとくるものを選ぶ。そして、メインのお花が引き立つようなサブのお花またはグリーンを選びます。
お花も料理と一緒でカラフルなものがいいわけではなく、どんなお花にしたいのか、またどんな雰囲気のテーブルにしたいのかを決めて選ぶと失敗がすくないです。例えば、モダンでクールな印象にしたいときには、あえて彩りを緑と白の2色に絞ります。彩りを抑えた分、かすみ草などの風が抜けるような小花をいれて、少し甘さを出すこともかっこよすぎず、お家らしさがでていいとおもいます。
彩りとフォルム(形)をうまくミックスすることで、お好みの雰囲気のテーブルフラワーに仕上がります。
マグカップ、保存容器などなどなんでも花瓶に
街角で素敵なお花をみつけてもよい花瓶がなくて困ることもあります。お気に入りの花瓶がお家にあればいいのですが、なくてもテーブルフラワーなら身近なものにいけることもできます。
例えば、グラスやマグカップに差したり、WECKなどのガラスの保存容器なども花瓶の代わりとして使えます。わざわざ花瓶を購入しなくても、お家にあるものでささっと活けられるので、もっと気軽に生活の中にお花を取り入れられるとおもいます。
料理とのコーディネートは、共通させるポイントをつくること
最後に、料理とお花のコーディネートのポイントに付いてご紹介をします。
私はお花の専門家ではありませんが、仕事で食卓を作る際にお花も一緒に飾ることがあります。気をつけているのは料理とお花、両方に何かしら共通する点をつくることです。
例えば、料理につかった色をお花にも取り入れる。また、ミートボールのような丸くコロコロとした形の料理であれば、お花も同じように丸い要素を取り入れる、細長くシャープな印象のお花よりも丸く愛らしい感じのお花をもってくる等、形のイメージをリンクさせると全体の印象に統一感がうまれます。
また、料理のお皿と花瓶の質感を揃えるというのも一つの方法です。お花も料理も両方楽しみたいのであれば、どちらかが主役でどちらかが脇役ではなく、全体としてバランスよく、心地よい空間となるようにコーディネートするといいとおもいます。
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いかがでしたか?
梅雨の過ごしにくい時期には、お家にお花があると心も癒やされるものです。
いざお花を飾るとなると、お花の選び方に困ったり、お花と花瓶のコーディネートを考えたりとちょっとハードル高めです。そこでおすすめしたいのが、数本のお花で飾るテーブルフラワーです。メインとサブのお花を決めたら、手持ちのグラスやマグカップに飾るだけの気軽さですが、簡単に朝の食卓を居心地よくできます。
また、料理とのコーディネートでは、料理とお花の色や形をあわせる等、何かしら共通する要素をつくると全体としてのバランスもよくなりますよ。過ごしにくい時期も、お気に入りのお花とともに、心地よい朝の時間を過ごせるといいですね。
フードスタイリスト 河合 真由子
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