文具のプロが解説!「手帳を習慣化」するための方法2つ

 

Instagramのフォロワー14万人超え!SNS・ウェブマガジンで簡単でかわいい、そして役に立つ手帳術を発信している老舗文具店「和気文具」とのコラボ連載「朝からワクワク♪私らしく楽しむ手帳&ノート術」。時間管理に役立つ手帳術や朝からハッピーになれそうなアイデアなどを、おすすめ文具アイテムと合わせてご紹介します!

PC、スマホの普及とともに、紙の手帳やノートを使わず、デジタルツールでスケジュール管理をする人が増えていますよね。パパっと入力・修正・削除ができ、人と共有することもできるデジタルツールは便利ですが、自分の手で書き込んでいく手帳にも、「ネットがなくても書ける」「ずっと残せる」「自分に合うフォーマットを選べる」「自分らしさが出せる」…など、アナログならではのメリット♪上手に習慣にすれば、時間管理が効率化するだけでなく、暮らしの質がアップしますよ!

今日は、文具のプロ・和気文具さんが発信する手帳術の中から、手帳を使いたいけどなかなか続かない…という方必見!「手帳を習慣化する」ための2つの方法をご紹介します♪

メリットいろいろ!「紙の手帳を習慣化」するための方法2つ

手帳を習慣化する方法とは?

手帳

手帳を習慣的に使いたい、と思う方におすすめしたいのが

  • 目的を決める
  • 目的を決めない

この2つのシンプルな方法です。「え、どういうこと?」と思った方のために、手帳を習慣化するための方法を、詳しく解説しますね!

【習慣化のコツその1】「目的を決める」

まず、手帳がなかなか習慣化しない理由を考えてみましょう。もし、「スマホ」が手帳の代わりになるから、紙の手帳を使う必要がない、という場合は、あえて紙の手帳を使う「目的」を決めることをおすすめします。

例えば、「スケジュール」をスマホで管理するのだとしたら、それ以外のことで「紙の手帳を使う目的」を考えてみましょう。

紙の手帳の「目的」いろいろ

例えば、日々の出来事を記録するライフログ。紙の手帳なら、デジタルでは書きにくい「イラスト」などを添えて、楽しく記録できると思います。

  • したこと、思ったことを書くふつうの日記
  • 食べたものを書く食ログ
  • 着た服を書くファッションログ
  • 聴いた音楽を書くミュージックログ

などなど、いろいろなライフログを記録するのに、紙の手帳はぴったり!

ファッションライフログ
(「ファッションログ」の例)

着た服を書き留めておくと、コーディネートに迷った時の参考や、ワードローブのチェックなどに役立ちます。

手帳を習慣的に使う方法
(「ミュージックログ」の例)

グッときた曲や今日の1曲を記録。ひと言添えるとまた楽しい!音楽好きさんに♪

手帳を習慣的に使う方法
(「食事ログ」の例)

食事の記録に。朝食、昼食、夕食のどれかに絞って書いても◎健康管理やダイエットにも役立ちますね。

【習慣化のコツその2】「目的を決めない」

ライフログは楽しそうだけど、「面倒くさいかも」「毎日記録したいことが思いつかない…」なんて人には、目的を決めない方法がおすすめです。

「目的を決めずに手帳を使う」とは、つまり、思いついたことをそのまま書くということ!

紙の手帳の良さは、いつも持っていさえすれば、思いついたことをその場でぱっと書けること。充電の残りやネットワーク環境を気にせずに、すぐに書き留められます。

小さい、軽い、薄い、コンパクトな手帳を選んで、スマホを持ち歩くような感覚で常に一緒に持ち歩けば、ふと思いついたことをさっとメモしておけますよ。

スマホと手帳

例えば

  • 仕事のタスク
  • 日々のTo Do
  • 思いついたアイデア
  • 気になったお店の名前
  • 見たい映画のタイトル
  • 行きたい場所

などなど、思いつくままに、自由に、好きなように書き込めばOK♪もし忘れてしまっても、大丈夫。手帳さえ持っておけば、ぱらぱらとめくれば、書き込んだことをいつでも見返せます。が覚えていてくれるから。

自由に書き出したとりとめのないメモも、あとから探し出せる。そして、数年後に見返しても楽しい。先ほどあげた「ライフログ」のように、イラスト付きの、自分らしい記録が楽しめる。これこそスマホにはない、手帳の良さではないでしょうか?

目的を見つけた方も、目的を見つけられない方も!ぜひ、ご自分のライフスタイルに合わせた手帳習慣を身につけてみてください♪

(編集部より)
手帳の目的は、スケジュール管理だけではない!スマホではできないイラスト付きの日記やメモ、ぱっと思いついたアイデアの記録など、紙の手帳には紙の手帳だけのメリットが色々ありますよね。
「最近スマホばっかりで、紙の手帳を使う習慣がなくなってる…」なんて方。目的を決める・目的をあえて決めない、2つの方法で、紙の手帳と改めて向かい合ってみませんかー?

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(記事監修:和気文具アートディレクター 今田里美、画像提供:和気文具

 

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朝からワクワク♪私らしく楽しむ手帳&ノート術

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Written by

和気文具 今田里美

大阪にある創業1926年の文房具専門店「和気文具」のアートディレクター。手帳・ダイアリーを中心に、書くことの楽しさをInstagramを中心にしたSNSやWEBマガジンで情報発信を行っています。

和気文具は「JOIN US STATIONERY HOLIC」の理念のもと、文房具が好きだけじゃない、中毒になるぐらい好きになってほしい想いを製品やサービスに込めて、主にインターネット通販で日本中の文具ファンへお届けしています。

【和気文具公式サイト】https://www.wakibungu.com/
【和気文具公式Instagram】@wakibungu

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