おはようございます♬

先日のサンフランシスコでの写真を整理していて
ふと、気付いたことがあって…

サンフランシスコ=San Francisco

サン、Sanは「聖」という意味からもわかるように
キリスト教、フランシスコ会の修道士が
「聖フランシスコ」を街の名前に付けたのが由来。

だからとにかく街中に大聖堂や教会が多いのかな。
シアトルも多いんだけど
カトリック教会の荘厳で美しいものは数えるほど

さすがサンフランシスコ。
キリスト教由来の名前って素敵だなぁ
だから、街の感じも微妙にシャレてるのかも。

なんて、シアトル人が聞いたら怒りそうな想像を
(シアトル人は結構誇り高いのです 笑)
朝時間のユーザーのみなさまにだけ告白しつつ…

 

実はシアトルにもサンフランシスコに負けない
素敵な街の名前の由来があったので
こちらは張り切って紹介させてください。

シアトル」はサンフランシスコ同様人の名前。

それがこのエリアに住んでいた
ネイティブアメリカン、シアトル酋長

シアトルの先住民族ドゥワーミシュ族(Duwamish)
スクアミシュ族(Suquamish)の酋長。

彼の名前が後世に残るほど有名なのが
シアトル酋長がピアス大統領に充てた手紙
(※実際の手紙に後に人が手を加えたものらしです)

200万エーカーの土地を15万ドルで買いたいと言う
(換算すると:東京ドーム16万個分の土地を1500万円で)
アメリカ連邦政府の申し出に対する酋長の返事、
のことなのですが

心に残る有名なものなので詳細はこちらから。

でも、リンクをクリックするのが面倒な方へ
最初と最後の抜粋をこちらに残しますね。

- - - - - - - -
ワシントンにいる大統領は
私たちの土地を買いたいとの手紙を送ってきた。
だが、空がどのように売り買いできるのだろうか?

土地を買う?

この考えは、私たちにはとても奇妙だ。
空気の清々しさや水のほとばしりを
私たちは所有していないのに
どうしてそうしたものを売り買いできるのだろうか?

あなたがたは、あなたがたの子供たちに
私たちが子供たちに教えてきたように教えますか?

大地は私たちの母である。
大地に生じるものすべてが、大地の息子たちであると。

私たちは知っている。
大地が人間に属するものではなく
人が大地に属するのだということを。
すべてのことは
血液のように私たちを一つにしているのだ。

人は生命の布を織らなかった。
人はただ、その中の一本の糸にすぎない。

私たちは土地の部分であり
あなたがたも土地の部分である。
この土地は、私たちにとって尊い。
あなたがたにとっても尊いものだ。
- - - - - - - -

だからシアトルには教会より
こんな感じのトーテムポールが似合うかも。

この手紙を読み返して、そんな気がしました。

 

シーフェア(シアトルの夏祭り的な大きなイベント)中で
シアトルには海軍の駆逐艦が寄港していて

街には水平さんの姿もちらほら。


女性3人の水平さんなんて珍しいので
お願いして写真を撮らせていただきました♡

街の名前の由来について、調べものをしたり
写真を撮りに行ったり、いい夏の1日。

サンフランシスコとシアトルの街の名前の由来は
そのまま、街の雰囲気(イメージ)かも。

 

てなわけで、短すぎる夏を謳歌しております!
日本の夏は長くて、暑くて、湿気が多くて
毎日大変だと思いますが、それでも夏を楽しんで!

どうぞSweetな1日をお過ごしください♡

 

この記事を書いた人
Nice to meet you!

【アメリカ・シアトル】Sweet Morning Delivery from Seattle

米国・シアトル在住レポーターから届くシアトルの朝時間
Written by

はらだちほ(アメリカ在住)

(アメリカ・シアトル 滞在中)

会津若松で生まれ 夢の『海外での大学生活』に破れ上京。 インド〜ネパールに学生時代を捧げ TV→広告代理店→コスメ→IT企業と転職 合間に旅を重ね、震災を機に会津へ戻り、 復興イベントなどを手掛け、 新たな舞台に相応しいのかシアトルへ。 暮らすように旅して、旅するように暮らしてます♪

連載記事一覧

今日の朝の人気ランキング