おはようございます!キレイナビ代表・美容家の飯塚美香です。
紫外線は春先から降り注いでいますが、気温が高い夏のほうが、春より紫外線ダメージを受けやすくなります。それは、「肌温度」が高くなることが原因。
今回は、肌温度を下げて紫外線ダメージを和らげる方法をご紹介致します。
肌温度が高いとダメージを受けやすい理由は?
気温が高くなって「肌温度」が高くなると紫外線ダメージを受けやすくなると言われています。
その理由のひとつが、皮脂の分泌。
肌温度が高くなると皮脂の分泌量が多くなり、肌表面に酸化した皮脂が留まりやすくなります。酸化した皮脂に紫外線が当たることで、シミや吹出物などあらゆる肌トラブルの原因となってしまいます。
朝のスキンケアで肌をクールダウンする方法
肌温度の高さによる紫外線ダメージを和らげるためには、紫外線を浴びる前、朝のスキンケアで肌をクールダウンすることが有効です。
例えば、冷蔵庫で冷やしておいたシートマスクを数分肌にのせておくと、肌がキュッと引き締まり、眠気もスッキリ。肌温度が上がりにくくなります。
また、私が実践しているのは、メディカルアロマ「ドテラ」のペパーミント精油で作ったスプレーを顔に吹きかけること。
ペパーミントは発熱時にも使われる精油。スプレーするだけで肌温度を下げてくれます。頭皮や脇の下にもおすすめです。
外出時に肌温度を下げるには?
炎天下を歩く日中は、帽子や日傘でできるだけ肌をガードしましょう。
それでも、気温が高いと肌温度はどうしても高くなってしまいます。それを防ぐ方法のひとつが、保冷剤をくるんだハンカチやクールタオルなどを使って、首の後ろを冷やすこと。太い血管が通っている首元を冷やすと、全身が涼しくなり、汗もかきにくくなります。
肌温度が上がりにくくなるので、私は夏の外出時には必ず首に巻いています。
また、携帯用の扇風機やアイスパックを持ち歩き、小まめに肌を冷やすのもおすすめです。
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肌トラブルが起きにくい肌温度は31度と言われています。美容業界では、肌の温度が上がると老けるという意味で、”熱老化”という言葉も使われています。
暑い夏は毎日のケアで肌温度を下げて、紫外線ダメージや老化から肌を守りましょう。
☆この連載は<火曜日>に更新します。次回もどうぞお楽しみに…!