おはようございます。10,000個以上のパンを食べ歩いたパンマニアの片山智香子です。
2016年の6月より、新たな美味しいパンさんを探す旅に出るべく、少し休憩をさせて頂いていた本連載「パンマニア片山智香子のおいしいパン屋ガイド」。気が付いたら1年半たっておりまして(笑)
新たな気持ちで、朝から元気になれる美味しいパン屋さんやカフェを紹介していこうと思いますので、皆様よろしくお願いいたします!
【東京・浅草】行列必至!炭火で焼き上げたトーストが絶品♪「ペリカンカフェ」
復帰第1弾にご紹介するお店は、2017年8月にオープンした「ペリカンカフェ」。パン好きさんなら「ペリカン?あのペリカン?」と、ピンっ!ときた方も多いかと。
東京メトロ銀座線の田原町駅から徒歩4分程度のところにある、赤い屋根が目印の「ペリカン」。食パンとロールパンしか置いていない、逆に言うと、その2品に並々ならぬ情熱を傾け、絶対的な自信があるパン屋さん。
入って右側に棚がありずらりと食パン、ロールパンが並んでいるさまは圧巻なのでありますが、今回はペリカンではなくペリカンカフェのご紹介なので、ペリカン自体のことは省略します。
そう、田原町から赤い屋根のペリカンを目指したら、さらに3分くらい進んだところにペリカンカフェはあります。
1年以上前にオープンしたので行列も落ち着いているかなと思ったのですが、そうは問屋がおろさない(表現が古い(笑))
週末に行ったこともありますが、今回、ジャスト1時間待ちました。ですから、こちらの記事を読んでこの週末行こうかなと思っている方は、ペリカンを過ぎて歩いていると前の方に行列が見えるので、すぐに分かるかと。
ただ、システムがきちんとしているので、ずっとお店の前で待っている必要はないのです。
まず、受付の紙に名前を書きます。私が行った時は前に9組いたので、1時間は待つかなと合羽橋に買い物に行き、少しのんびり時間を過ごして戻ってきたタイミングで呼ばれました。
私の場合はたまたまタイミングが良かったのですが、どうやら、もしいない間に名前を呼ばれても、声がけから2時間たっていなかったらセーフ!「戻りました」とスタッフの方にお伝えすれば、次に案内してもらえるようです。
そういうシステム、いいですよね。人気のお店には行きたいけれど、行列がなーって人多いと思いますので、参考にしてください。
中に入ると右側に席、左側に厨房がという縦に長いです。席数にして20席くらいかな。
白を基調にした店内で、ペリカンというと昔ながら下町の地元の方たちに愛されてきたイメージが強いですが、ペリカンカフェの方は、パンの美味しさはそのままに、ググンと若返った感じです。
隣の人たちがハムカツサンドや目玉焼きトーストなどを食べていて、それがめちゃくちゃ美味しそうだったので心が揺れましたが、まずは一番人気。そのお店の看板メニューから始めなければと、炭焼きトーストをオーダー。
厚さ3cmにカットした食パンを特注の網にのせて、炭火でじっくり焼きあげたという一品。
ペリカンの食パンは、ふんわりというよりは、ギュッとキメがつまっており、クラスト(ミミ)とクラム(中)それぞれに存在感があるのが特徴。炭火で焼き上げることによって画一的な味わいとは違い、火のあたり方の違いにより生み出されるコントラストが、さらに美味しさを引き立たせておりました。
まずは、パンそのものを味わい、次にバターと一緒に、最後にジャムをつけて、と、一度で3回楽しめます。
炭焼きトースト自体は340円なのですが、私はそれにドリンク、本日のスープ、フレッシュサラダとプラスでオーダー。最初からセットだけしか選べないワケではないので、その日の気分でプラスするものを調整できるのも良いかも。
ペリカンカフェ
住所:東京都台東区寿3-9-11 1F
電話番号:03-6231-7636
営業時間:9:00~17:00(ラストオーダー)※平日は「 本日のサンドイッチ」「本日のトースト」は11時から
定休日:日・祝・特別休業日(夏・年末・年始)
ホームページ:https://pelicancafe.jp/
※記事の内容は公開時点の情報です。お店の最新情報は店舗のホームページなどでご確認ください。
☆この連載は<毎週金曜日>に更新します。次回もどうぞお楽しみに…!