「○○で痩せる!」「話題の○○ダイエット!」など、次々と流行りのダイエット・メソッドを実践してみても、ちっとも効果が現れない…カラダが軽くなるはずなのに、むしろ不調でお腹も重い!そんな経験ありませんか?
もしかしたら、その原因は、血液型に合わないダイエットのせいかもしれません!
今回は、90年代後半に、アメリカの自然療法医であるピーター・J・ダダモ博士によって発表されて以来、研究が続けられ、近年、海外セレブの食事法として改めて世界の注目を集めている「血液型ダイエット」についてご紹介したいと思います♪
血液型ダイエットとは?
ダダモ博士の研究結果によると、血液型によって血液遺伝子が持つ祖先のルーツが異なっており、血液型ごとに病気のリスク・ストレス耐性・腸内細菌の種類・必要とする栄養素なども異なるということが判明しました。
ストレスホルモンである「コルチゾール」とたんぱく質の一種である「レクチン」が、肥満や病気の原因となっているというのが、血液型ダイエットの主な考え方。
具体的には…
- 血液型に「合わない食べ物」を摂ることで、カラダにストレスがかかり、コルチゾールを分泌してしまうため、食欲コントロールができなくなり太りやすくなる
- カラダに合わない食べ物のレクチンを摂ると、消化不良を起こして、下痢や便秘、膨満感や疲労感、皮膚の発疹をはじめ、さまざまな不調を引き起こす原因になる
というものです。
それでは早速、気になる血液型別のダイエット法についてご紹介していきます!
<A型> 野菜・穀物が中心の農耕民族がルーツ
日本人に最も多いといわれるA型。ダイエットには野菜や穀物といった植物性の食品を中心に摂るのがA型のからだに合っています。逆に、赤身の肉類はからだに合わない食べ物。
A型さんは、糖質制限して肉類を思い切り食べるという話題の「糖質制限ダイエット」は避けた方がよさそうです。
主におすすめの食べ物(=痩せやすい食べ物)は、野菜・穀物・大豆製品・鮭、サバ、いわしなどの和食にお馴染みの食材です!
A型のダイエットにはハードなエクササイズではなく、精神を安定させリラックスできるヨガや太極拳などがおすすめです。
<B型> 乳製品に耐性が高く、消化酵素の分泌が活発な遊牧民族がルーツ
家畜を連れて移動する遊牧民族がルーツのB型は乳製品から肉類まで幅広く食べられるのが特徴です。
赤身の牛肉やラム肉、鹿肉といった肉類から野菜・穀類・乳製品までバランス良く食べられるB型ですが、鶏肉・豚肉・小麦・トウモロコシはB型のからだに合わない食べ物(=痩せにくい食べ物)になるので、できるだけ控えた方が◎!
お野菜をたっぷり使った、牛しゃぶやすき焼き、野菜とラム肉の焼き肉などはいかがでしょうか?
B型さんのダイエットには小麦を避ける「グルテンフリーダイエット」が効果的です♪
運動するなら、激しすぎないテニス・水泳・ハイキングやサイクリングがおすすめ!
<O型> 動物性たんぱく質をしっかり摂る!狩猟民族がルーツ
狩猟民族がルーツのO型は肉類の消化酵素に優れ、代謝が高いのが特徴。一方で穀類の消化に不向きなので、炭水化物は控えめにしないと太りやすくなるので注意!
O型の痩せやすい食べ物は、牛肉を中心に豚肉以外の肉類・魚類全般と野菜。乳製品や小麦をはじめとする穀類にはあまり向いていません。
糖質を抑えて肉食中心にたっぷり食べる「糖質制限ダイエット」は、まさにO型にぴったりのダイエット法ですね♪クリスマス・パーティーや年末年始の集まりでは、赤身のローストビーフなどを選んで食べてみては?
他の血液型とは異なり、エアロビクスやジョギング、格闘技系スポーツなどのややハードな運動が向いています!
<AB型> A型とB型の両方のルーツが混合したやや複雑なタイプ
最も新しいタイプの血液型とされ、A型とB型両方の特徴を併せ持つ複雑なAB型。
野菜・穀類中心の食べ物と乳製品がからだに合う食べ物の反面、肉類を消化する酵素が弱いため、ダイエットには野菜と植物性たんぱく質(大豆類)を中心に摂るのがおすすめ!
今の季節なら、お野菜をたっぷり入れた湯豆腐などはいかがでしょうか。
カラダを動かすなら、ヨガや太極拳などの精神面でリラックスできる運動と水泳やテニスなどの全身運動をバランス良く行うのが良さそうです。
いかがでしたか?体質や生活環境、体調などさまざまな要因も係ってくるので、血液型遺伝子別のダイエット方法が誰にでもぴったりとあてはまる!ということはないと思いますが、ダイエットの1つの選択肢としてぜひ参考にしてくださいね♪