おはようございます! ヨガインストラクターの高木沙織です。
新年度が始まり、もうすぐ2ヶ月。
人間関係や環境など、身のまわりに何かしらの変化があった人も多いのではないでしょうか。
これまでとは違ったことが起こると、心と体の緊張状態がしばらく続きますよね。
もし今、「精神的な疲れがドッと出ている」「最近あまりリラックスできていない」と感じていたら、体側のストレッチをしてみませんか?
体側のストレッチで不安・ストレスが和らぐ
脇の下~脇腹までの体の側面・体側を伸ばすと、呼吸に使われる筋肉がじんわりほぐれてきます。
するとスーッと深い呼吸を繰り返しやすくなり、副交感神経が優位になってリラックスが促され、緊張や不安・ストレスを和らげるのに役立ってくれます。
ポイントは、痛みを感じるまで無理をせず、「伸びているな~」という心地良さ+αのところで姿勢をキープすること。
では早速、「これだけでいいの?」とビックリするほど簡単な体側のストレッチを始めていきましょう。
緊張続きの心と体をほぐす「体側のストレッチ」
1)四つ這いになる。
→手は肩幅、脚は腰幅に開き、肩の下に手首、股関節の下にひざをつきます。腰で天井を押すイメージで、背中を平らにすると◎!
2)【息を吐きながら】上体を右にカーブさせる。
→手足の位置はそのまま、背骨をしなやかにカーブさせます。顔は右の肩越しにうしろに向け、左の体側を緩やかにストレッチしましょう!
伸びを感じにくい場合、手の位置を少し前についてみて。<回数:5呼吸~>
3)反対側もおこなう。
→四つ這いに戻ったら、上体を左にカーブさせて右体側をストレッチ。<回数:5呼吸~>
もう少し伸ばせそうだと思ったら…
→お尻をかかとに近づけた姿勢で上体をカーブさせ、ストレッチを深めてもOK。
緊張状態が続いている時は、呼吸が浅く速くなって交感神経が優位に傾きがちです。
「ソワソワ・ドキドキを静めたい」と思ったら、深~い呼吸を意識してみてくださいね。
それでは今日も、良い1日を!

【寝る前5分】翌朝すっきり目覚める「背中の緊張を緩める」ストレッチ
☆この連載は<毎週金曜日>更新です。来週もどうぞお楽しみに!