おはようございます。10,000個以上のパンを食べ歩いたパンマニアの片山智香子です。
この連載では、朝から元気になれる美味しいパン屋さんやカフェを紹介します!
今回訪れたのは、東京メトロ丸の内線の茗荷谷駅を下車したら右、春日通りを小石川方面に9分くらい歩いたところにある「AUX PAINS GOURMANDS(オーパングルマン)」です。黒を基調にした外観に金色の文字、まるでフランスの街角にあるような雰囲気。朝は8時からオープンしていて、開店直後に伺ったのですが8割以上のパンが揃っておりました。
こちらのお店では、国産の小麦粉を複数種類、ドイツ産のライ麦を1種類、それぞれのパンに合わせてブレンドして使っているそう。また、酵母に関してはライ麦からおこした自家製天然酵母、その上18時間以上の低温長時間発酵で作るというこだわりよう。なぜここまでこだわっているのかはお店のHPに書かれていたので、よかったらチェックしてみてください。
店前の看板に「チョココロネ」と書かれていたので、外観の雰囲気とは違い昔ながらのパンが多いのかと思いきや、どちらかというとハード系の生地をベースにしている印象。惣菜系から甘い系まで、朝からパワーチャージできそうなパンが並びます。
ジュワッとバターの旨味が広がるクロワッサン
栃木県産小麦と北海道産バターで作ったクロワッサン。バリサクな食感というよりはしっとり感が印象的。噛んだ時に口内ひ広がるジュワっとしたバターの旨味に、焼き色濃い生地の香ばしさが後から追いかけてきて、このマリアージュ最高。最近では外国産の発酵バターを使用するお店も多いけれど、国産バターは酸味などもあまり感じないものが多いので後味がさっぱり気味なところも良き。
季節限定「さくら白玉あんぱん」
季節限定でいつもあるわけではないけれど、気になったので購入してみた、さくら白玉あんぱん。手のひらサイズでコロンとしたフォルムも可愛らしいです。
食欲をそそられる焼き色の生地は、むっちりしながらもは歯切れ良く、中に入っている白玉のモチモチと相まって、もっちり食感好きにはたまりません。さくら餡はほんのり塩味も感じ、どちらかというと和な飲み物に合いそうで、抹茶などと一緒に頂きたい一品。
2種類のオリーブのジューシー♪
オリーブ。フランス産グリーンオリーブとモロッコ産ブラックオリーブが入った南フランス発祥のパン、とPOPに書かれていたので、フーガスはフーガスなのかな?(フーガスってもう少し平べったいイメージがありました)
オリーブの入ったパン大好きなので、あるとついつい買ってしまうのですが、これも大正解。バリッとしながらも弾力があり、生地自体はシンプルな味わいだけれど、逆に2種類のオリーブのジューシーな旨味を最大限に生かしてくれていて。これを朝から頂いたら、笑顔になること間違いなしです(笑)
ちなみに、イートインスペースはないのでテイクアウト専門ですが、近くにある播磨坂にはベンチがあるのでそちらで外パンすることもできますよ。
AUX PAINS GOURMANDS(オーパングルマン)
住所:東京都文京区小石川4丁目21‐2
電話番号:03‐5684‐3699
営業時間:8:00〜18:00
定休日:月・火・水
HP:https://www.auxpainsgourmands.jp/
Instagram:@aux_pains_gourmands
※記事の内容は取材時の情報です。営業時間、定休日、商品等の最新情報はお店のホームページやSNSなどでご確認ください。★本連載は隔週金曜日でお届けしています。