本棚の奥に「星の王子さま」を見つけました。
懐かしい!
先日、ちょうど友人とこの本の話をしていたこともあり、パラパラページをめくっていたら
面白くなって、結局、最後まで読んでしまいました。
この本との最初の出会いは、ベルギーの小学校での国語の授業。
当時は星の王子さまがいろいろな星へ行ったり、不思議な登場人物が出てきて、
面白いな・・・くらいの印象でした。
その後、大人になってから一度読み返したことがありましたが、その時は、王子さまと「花」との関係
に、男女間のすれ違いを見て、自分の体験を重ね合わせて悲しくなったのを覚えています。
そして、今日読んでみて、改めて印象に残ったのが、「花」への王子さまの責任感。
自分が捨ててきてしまった「花」に対して忠実で、責任を果たそうとする王子さまが
とても好きだと思いました。
今のわたしにとっても、「責任」は考えさせられるテーマです。
年を重ねるにつれ責任は重くなるけれど、
自分の周りのことすべてにしっかり責任を取ることによって、
周りに振り回されることなく、自分で人生を創造することが
できるような気がします。
この言葉には、つい重さや怖さなど感じてしまいますが、
そんな時は、臆病な自分に「責任は喜び!」と、言い聞かせています。
年を重ねながら、何度か同じ本を読むと、いろいろ感じ方が変わっていて面白いですね。
この本は、またいつか読んでみたいと思います。
その時、どんな感じ方をするのか楽しみです!