おはようございます。好印象マナー講師の林慶子です。
ひとつのテーマを1週間意識して過ごすことで、マナーや心遣いが自然と身に付く!そんな連載コラムを毎週火曜日にお届けしています。
今週のテーマ:暑い時期の「お仕事服」マナー
まだまだ暑い日が続きますね。少しでも涼しく過ごすべく、服装で調整したいものですが、職場ではさらに「TPO」まで意識できると、印象美人につながります!
今回は、明確な定義がなく、迷いがちな「オフィスカジュアル」のポイントを一緒に確認しましょう。
ビジネスカジュアルとオフィスカジュアルの違い
どちらも似た言葉ですが、違いは「取引先など、お客様を対応するかどうか」です。
- ビジネスカジュアル
上下揃ったスーツほど固すぎず、お客様のところへの訪問時にも失礼に当たらない服装。基本的に、ジャケット+ブラウス+スカートまたはパンツ。
- オフィスカジュアル
社内での勤務に適している服装。来客があっても失礼がない服装。
いずれも「カジュアル」とついてはいるものの、どちらも「ビジネスシーンにふさわしい服装」でなければなりません。
ただ、服装は業種や職種によっても変わってきますので、まずは、社内のルールを知り、オフィスの雰囲気に合わせるようにしまましょう。
基本的なオフィスカジュアルのポイント4つ
【1】カジュアルに見えない生地を選ぶ
スウェットやリネン素材はカジュアルな印象を与えるため、避けたほうが無難です。
【2】露出は控えめに
ノースリーブを着る場合は、ストールやカーディガンを羽織りましょう。かがんだ時に胸元が見えすぎていないかを確認できるといいですね。
透け感のある生地は、インナーなどに配慮が必要です。
【3】足元はストッキング+パンプス
生足や、パンプス用の靴下のように足元の素肌が見えるものは、カジュアルな印象を与えます。
暑くても、オフィスではストッキングを着用しましょう。
【4】靴はかかとやつま先が隠れているものがベター
つま先やかかとの見えるパンプスやサンダルは、カジュアルな印象を与えてしまいます。一般的なオフィスでは、避けたほうが無難です。
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いかがでしょうか。もしも迷ったときは、「ビジネスの場において、どのような方にも受け入れられ、失礼のない服装や着こなしか」ということを基準に考えてみてくださいね。
「これは大丈夫かな?」と思う時は、やめておいた方が無難です。
同じオシャレでも、プライベートと仕事で柔軟に変えられるのが、大人の印象美人ですね。
それでは、また次回!Have a ごきげん day!
☆このコラムは【毎週火曜日】更新です。次回もお楽しみに!