夏休みシーズンは旅行や帰省など、どこかへ遊びに行く機会が増えますよね。
家族の人数分の着替えや、メイク道具など、旅行カバンはパンパンになりがち。必要なときに使いたいものがサッと出てこずに困ったことはありませんか?
そこで今日は、住まいコーディネーターのゆりんごさんが紹介する、すっきりした中身を作る「カバン」の整理術をご紹介します。
モノの「指定席」を決めよう
カバンの中がいつもごちゃごちゃしている方は、まずは一つ一つのモノに指定席を作りましょう。
部屋の収納でも同じで、モノの住所が決まっていないと、出しっぱなし・置きっぱなしになってしまいますよね。
部屋でもカバンの中でも、収納の基本は「取り出しやすく、しまいやすいこと」だからこそ、まずはモノの指定席を決めて、毎回同じ位置に戻すようにすると◎
例えば、内ポケットが多いカバンの場合、ポケットごとにリップクリーム、鍵、パスケースなどと指定席を決めておきます。
1ポケットに1アイテムを収納することで、どこに何があるのかが格段に探しやすくなりますよ。
もしポケットが少ない場合は、アイテムごとに専用のケースを用意するのがおすすめ。クリアファイルやポーチなどで仕分けることで、カバンの中がスッキリしますよ!
(参考:物を無くしがちな人へ!「バッグの中の迷子」を減らすとっておきの方法)
「大きさ・素材を変える」「ケースごとイン」する
先ほど、仕分ける時はケースを用意するのがおすすめと伝えましたが、同じようなケースに入れるのは避けましょう。
似たようなケースやポーチに入れてしまうと、どれに何を入れているか分かりにくく、結局開けて中身を確認しなければならないからです。
スムーズに「このポーチ!」と分かるように、大きさが違うものや、素材が違うポーチを選ぶのがおすすめです。
例えば、モコモコした触り心地のポーチや、ビニール製のもの、がま口のもの…など、手で触っただけで分かるようにしておくと、カバンの中に手を入れて判断できるので便利。
スムーズに中身を取り出せるので、移動が多い旅行中に助かりますよ。
そのほか、バッグインバッグをカバンにインする方法も◎ポーチで仕分ける以上に見やすくなるのでおすすめです。
(参考:バッグの中の迷子をなくす!「バッグイン○○」整理収納の小ワザ3つ)
帰宅後を楽にする収納のコツ
分かりやすく、取り出しやすいカバンを作る上では「使いやすさ」だけではなく「しまいやすさ」も大切にしましょう。
しまいやすいと旅行や帰省から戻ってきたときに、荷物をサッと片付けられます。
例えばゆりんごさんの場合は、以下のようなアイテムを活用して仕分けています。
- スライダーバッグ(ジッパー付き袋)
- ラベルシール
- 圧縮袋
- 洗濯ネット
スライダーバッグは、荷物を仕分けるのに便利。帰ってきてきたら中身を出して、またキャリーケースにまとめてしまっておきやすいのも◎
また、洗濯ネットに洋服を入れておけば、帰宅後に仕分ける必要がなくすぐに洗濯機が回せますよ!
(参考:帰宅後の片づけがラクに!「旅行」に持っていきたい収納グッズ4つ)
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中身が整理され必要なものがサッと取り出せるカバンだと、探し物をする時間も省けます。
旅行や帰省する際は、ぜひ参考にしてくださいね。