「家の顔」とも言われる玄関まわり。家の印象が左右されるため、日頃からスッキリと片付けておきたいですよね。
靴が出しっぱなしになっていたり、モノがごちゃついていたりしていませんか?
今回は、生活感をやわらげる「玄関」の片付けのコツを3つご紹介します。
まずは「ルール」を決める!
玄関の片付けをするとき、何から始めたらいいのでしょうか?
整理収納アドバイザーのサチさんがおすすめするのは、「ルールを決めること」。
闇雲にモノを減らしたり収納を見直したりするのではなく、まずはシューズボックスの収納量や玄関たたきの広さから、どのくらいの靴が所持できるのかを計算。その結果を元にルールを定めるといいそうです。
例えば、サチさんのお宅では「シューズボックスは一人一段のスペースを割り当て、そこに収まる分だけ持つ」がルール。新しい靴が欲しいと思ったら、その都度スペースと相談。スペースに入りきらない場合は、どれか一足を手放すのが決まりです。
他にも「玄関のたたきに出しておいていい靴は、学校の靴と普段履きの計2足」もルール。
ルールが決まっていることで、家族みんなが「自分が持つ量」を意識して収納ができ、片付けがしやすくなるそうですよ。
この時のポイントは、ルールは家族全員平等にすることです。大人も子どもも同じルールにすることで、それぞれの意識が高まりますよ。
(参考:もう散らからない!すっきり整う「玄関」の片づけルール3つ)
モノを置く場合は「直置きしない」
玄関には靴だけではなく、傘や遊び道具、掃除グッズなどのモノを置いてしまうことが多いです。
モノが増えると掃除がしづらく、ホコリが溜まってしまいがちですが…そんなときは「浮かせる収納」がおすすめ!
整理収納アドバイザーのみほさんが教えてくれたのは、直置きせずにキャスターをつけたボックスを活用する方法。
キャスターをつけた“浮かせる収納”なので、移動がしやすく毎日の掃除がぐんと楽に。モノを持ち上げて動かす必要がないと、掃除の頻度が上がりキレイな玄関をキープしやすくなりますよ。
100円ショップで販売しているキャスターをはじめ、壁につけられるフックなどを活用して直置きしない工夫をしてみてくださいね。
(参考:いつもキレイを維持するには!?玄関の「生活感をやわらげる収納術」)
スッキリした空間をキープする心構えは?
玄関のキレイをキープするためには、日々のちょっとした意識が大切です。
住まいコーディネーターのゆりんごさんが、おすすめするのは以下の4つ。
- 玄関のたたきに余計な靴は置かない
- シューズボックスの上に余計なモノは置かない
- 不要な紙を捨てるためのボックスを置く
- ホウキは出しっぱなしにする
中でも、不要なものを捨てられるボックスがあると一気にスッキリしそうですよね。
チラシをはじめ、何かと玄関まわりにはゴミが出てしまうもの。リビングまで持ち込まなくても捨てられると、片付けが習慣になりそうです。
専用のゴミ箱でなくても、ファイルボックスを使用する方法も◎シンプルでスリムなサイズ感なので、玄関でも邪魔になりにくいですよ!
(参考:なんだかうまくいかない時に!とりあえず「玄関を片づける」作戦のすすめ)
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玄関の片付けのコツをご紹介しました。
外出するときに必ず通る玄関。キレイな状態がキープできていると、気分も上がりますよ!
今日から早速玄関まわりを見直してみませんか?