おはようございます。ヨガインストラクターの高木沙織です。
今回のテーマは、“肩甲骨周辺”のこり。
寒い日が続いています。こうも寒いと、つい背中を丸めた姿勢になってしまいがちですよね。この背中を丸めた姿勢は、左右の肩甲骨が横に広がり離れているため、周辺の筋肉にハリやこりが生じやすくなります。
そうすると、肩周辺の動きが悪くなって、つらい肩こりをはじめ、頭痛や耳鳴り、めまいなどを引き起こす原因になることも…。
そこで!ここからは、「肩甲骨周辺のこりをほぐすストレッチ」を2つ紹介していきたいと思います。
タオルを1本用意てストレッチを始めていきましょう。
タオルを使って簡単! 「肩甲骨周辺のこり」をほぐすストレッチ2つ
ストレッチ1
1)腕を体の前に伸ばし、タオルの両端を手で持つ。
※背中~腰が丸まらないように骨盤を起こして座りましょう。 腕は肩の高さに持ち上げます。ひじは、伸ばしておきましょう。
2)【息を吸いながら】両腕を頭上に持ち上げる。
※ 腕は肩の真上に持ち上げましょう。耳のラインを目安に軽くうしろに引きます。
3)【息を吐きながら】ひじを曲げて、タオルを肩の位置まで下ろす。
※ ひじは体に引き寄せます。左右の肩甲骨同士を中央に寄せて、胸を開きましょう。余裕がある場合は、タオルの両端をそれぞれ外側に軽く引っ張ります。呼吸を5~10回ほど繰り返しましょう。
ストレッチ2
1)体のうしろでタオルを持つ。
※ タオルはお尻の位置。両端を手で持ちます。
2)腕を右方向にスライドさせる。
※ タオルの両端をしっかりと持ったまま、右腕の位置が高くなるように横にスライドします。ひじは、伸ばしたままでおこないましょう。
3)1の姿勢に戻ったら、反対側も同様におこなう。
※ まずは、無理なく腕を持ち上げられる高さからスタート。慣れてきたら、振り幅を広げてみてください。2~3の動きを、10~20回を目安におこないましょう。
おすすめポイント
肩甲骨周辺の筋肉がほぐれると、姿勢の改善やこりの予防になるほか、胸が開きやすくなって呼吸機能が向上します。
呼吸が深まると血流が促されて、血行がよくなる効果にも期待できるので、冷えが気になる方にもいいでしょう。
朝のうちにおこなえば、肩甲骨周辺が軽やか&体ポカポカ。ぜひ、試してみてくださいね。
それでは今日も、良い1日を!
☆この連載は<毎週金曜日>更新です。来週もどうぞお楽しみに!