大阪でエステサロン「private salon Laule’a」を経営する美容家の寒川あゆみです。
だんだんと気温が高くなってきましたね。夏が近づくと、午後になるほどテカリが気になったり、べたつきでメイクが崩れたり…肌やメイクにまつわる、さまざまな悩みが出てきたりしませんか?
今回は、気になる「肌のテカリ」を招く原因と対策、テカリにくい肌を作るための「朝の肌ケア」についてご紹介します。
テカリの原因は「乾燥」「インナードライ」
「テカリ」=「皮脂が多い」というイメージがありますよね。ところが、「皮脂」が過剰に分泌してしまう原因は、肌の乾燥にあるんです。
表面や内側の水分量が少ないと、乾燥から肌を保護するために皮脂を分泌します。つまり。テカリが気になるのは、肌が乾燥しているサイン。これを防ぐためには、化粧水の量を見直すことが大切です。
テカリにくい肌にするための「朝の肌ケア」3つ
【1】朝と夜の化粧水の量を増やす
スキンケアの中でも、肌の水分量を高めるのに効果的なのは「化粧水」です。
パシャパシャッとつけているだけでは、肌の内側まで水分が浸透しておらず、必要な水分量が不足しがち。
しっかり肌の内側まで浸透するための化粧水のつけ方をご紹介します。
1) 500円玉ほどの量をコットンまたは手に取り、顔全体に優しく広げる
2) コットンを裏返す、または手に追加で化粧水をとり、面を優しくおさえながら浸透させる
3) (2)をもう一度繰り返す
このように数回に分けて化粧水を浸透させることで、肌の水分量が高まり、キメも整います。
【2】ビタミンC誘導体入りの化粧水を使う
ビタミンC誘導体は、シミやくすみなどの美白ケアのイメージがありますが、皮脂をコントロールする働きもあります。
私のおすすめの化粧水は、チューンメーカーズの「原液ブライトニング化粧水」です。
スッと肌に浸透する軽やかなテクスチャーで、ベタつき感などは残らず、みずみずしく透明感のある肌に整えます。
【3】テカリ防止パウダーを取り入れる
他にもテカリ防止パウダーが入った化粧下地や、フェイスパウダーを使うのもおすすめ。
余分な皮脂を吸着し、テカリを目立ちにくくさせ、サラッとマットな肌に仕上げてくれるものを選びましょう。
私はメイク直しする時間がない時、テカリを目立たせなくない時は、クラブの「すっぴんパウダー」を愛用しています。
冷感タイプのパウダーなので、これからの季節におすすめです。
テカリを抑えるだけでなく粒子が細かいので、肌のキメにぴったりフィットして、きれいに見せる仕上がりです。
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日中や午後のテカリが気になるという方は、以下の3つの肌ケア法実施してみてくださいね。
- 化粧水の量を増やし、角質層に届く水分量を補うこと
- ビタミンC誘導体で過剰に分泌する皮脂を抑制すること
- テカリ防止パウダーを併用すること
1日中、きれいな肌を保つためにできる3つのこと。ぜひ試してみてください。
☆この連載は<木曜日>更新です。次回もどうぞお楽しみに!