英語「ornament(オーナメント)」の意味って?
「しゃちほこ」を英語で言うと…
しゃちほこは想像上の海獣で、鯱や鯱鉾と書かれます。全体は魚に似ていますが、頭は虎や竜に似ており、背には鋭いとげがあって尾は空に向かって反り返っています。
火除けのまじないとされ、建物が火事の際には水を噴き出して火を消すと言われ、城の屋根や家の大棟に置かれます。「想像上の」は imaginary、「方向に向いている」は point、「屋根の棟」は roof ridge です。
これで通じる!よくある日本人の解答例
- A shachihoko is an imaginary sea creature.(=しゃちほこは想像上の海の生き物です)
- It looks like a fish but its head looks like that of a tiger or a dragon.(=それは魚のように見えますが、頭は虎や竜の頭のように見えます)
- Shachihoko were often placed with their tails pointing upward on both ends of the roof ridge of castles to pray for no fire. (ward off fires のほうが自然です。)
(=しゃちほこは、家事が起こらないことを祈り、城の屋根の両端のほうに上向きに向いた尾を伴って置かれています)
英語ネイティブの「しゃちほこ」解答例
A shachihoko is an imaginary sea creature.(=しゃちほこは、想像上の海の生き物です)
It has the head of a dragon and the body of a fish.(=頭は竜で、体は魚です)
You often see shachihoko roof ornaments on Japanese castles.(=日本の城の屋根飾りとしてよく使われます)
In the old days, people thought they brought rain and prevented fires.(=昔、人々は、しゃちほこは雨を降らし、火事を防ぐと考えていました)
出典:『知ってる英語で何でも話せる! 発想転換トレーニング』 (音声ダウンロード付き)著者: 田尻 悟郎 / 出版: コスモピア
覚えたいフレーズ&キーワード
- imaginary:想像上の
- point:方向に向いている
- roof ridge:屋根の棟
- creature:生き物
- upward:上向きの
- ornament:飾り、装飾
- In the old days:昔、かつて
- prevent:予防する、防止する
☆明日のレッスンもお楽しみに!
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