こんにちは、ライフスタイルショップ「スタイルストア」バイヤーの中井です。
最強寒波到来、という言葉が聞こえてくるシーズン。お布団の中のあたたかさも最強な状態にしておきたいですよね。
毛布は「掛ける」よりも、「敷く」方が温かいということをご存じでしたか?寒がりの方にはぜひ敷毛布をおすすめしたいのですが、様々な素材のものがあるので、選ぶ時に「結局どれがいいの?」と迷う方も多いのではないかと思います。
仕事柄、これまでにいろいろな素材のものを実際に使い比べてきましたが、総合的に最強!と思っているのがキャメル素材の毛布。今回は「三井毛織/キャメルの洗える国産敷き毛布パット」をご紹介します。
愛用して実感!温かさが全然違う「キャメル」
敷き毛布は底冷えをシャットアウトしてくれて、面積が大きいので身体に密接します。その分、筋肉がたくさんある背中や肩、腰、太い血管が通っている太もも、膝裏、くるぶしなどを直接温めることができて、投資に対するリターン(=温かさの体感値)が大きいんですよね。
敷き毛布と言っても、本当にさまざまな素材や仕様のものがあります。その中で、天然繊維の純粋な温かさで比較すると、キャメルが一番だなと実感しています。
一般的にキャメルの保温力はウールの約2倍と言われていますが、寝てみると「なるほどな」と思えるくらい、他の素材よりも数段温かいんですよね。
温かさの理由は、繊維に空洞がたくさんあり、毛と毛の間に空気をたくさん含んでくれるふたこぶラクダの毛を使っているから。
寒さが厳しい中央アジアで生きている良質なラクダの毛だからこその保温力です(裏側はウール100%です)。
ちなみに、この敷き毛布は厚さ約1~1.5cm程と、そんなに厚手ではありません。使ってみる前は、「このくらいの厚みでどれだけ温かいのかな?」と思っていましたが、実際は見た目以上の保温力。
また、温かい分、「寝ている間に汗をかいて蒸れたりしないかな?」と心配な方もいらっしゃるかもしれませんが、化繊の毛布のような蒸れる感じは全くありません。
劣化しにくく、メンテナンスも最低限でOK
こちらは数か月間、ほぼ毎日寝て過ごしたキャメルの敷き毛布の表面を撮影した画像です。ほぼ毛羽立ちや毛玉がないのがわかりますでしょうか?
毛布の素材によっては、最初のうちは毛羽が洋服に大量に付いてしまう場合もあり、それを取るのが結構面倒なところです。三井毛織さんのキャメル敷き毛布の場合は、もともと毛羽が立っていないため、摩擦が起きても洋服に繊維が付くことがほぼありません。
あと、他の素材の場合、寝るとどうしても毛が寝てしまったり、毛玉ができたり、へたったりするものですが、このキャメルの場合は、そういった劣化も少ないです。これは、キャメルの繊維にコシがありしっかりしているのと、起毛させず、毛羽立ちが少ないように作っているから。
また、天然素材の毛布ながら、定期的にブラッシングを行わなくても良い状態と肌触りを保ってくれます。
基本的にはよっぽど気になった場合やシーズンオフ前のブラッシングで、十分大丈夫。たまに干す時に表面を叩いて繊維の間に入ったホコリをとってあげるくらいでOKと、メンテナンスの手間もかかりません。
軽くてかさばらず、おうちで気軽に洗いやすい
寝具が分厚かったり重いと、それだけで重労働に感じて干すまでがおっくうになりがちですが、こちらは薄手で軽く、干しやすいところも嬉しいなと感じています。
おうちの洗濯機で気軽に洗えて、お手入れも楽ちん。
しかも洗っても毛並みがほぼ変わらないので、劣化して見えないのも嬉しいところです。干す時はなるべく陰干しすると風合いを保ちやすいですよ。
三井毛織さんのキャメル敷き毛布は、この質と国産という点を考えたら良心的な価格なのも嬉しいポイントです。これは天然繊維に特化した寝具メーカーならではの目利き力で、原料の質と買い付け時期を見極めて仕入れているからこそ。その結果としてコストパフォーマンスの高い寝具を私たちに届けてくれるんですね。
リアルに毎日キャメルの敷き毛布の上に寝ていますが、もう手放せません。
ホリデーシーズンに、ご家族へのプレゼントにもおすすめしたい一品です。
『三井毛織/キャメルの洗える国産敷き毛布パット シングル』の魅力はスタイルストアの商品ページでさらに詳しくご紹介しております。下記よりチェックしてみてくださいね。
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