英語で「お疲れ様でした」をどう言う?
「お疲れ様でした。」
これはくせ者の日本語です。実は、英語には「お疲れ様」に相当する表現がありません。会社で先に仕事を終えた同僚が帰宅するときにかける言葉は、英語では「また明日」です。
退職した人をねぎらう言葉としては、「長年の勤務に心から敬意を表します」となるでしょう。
何かイベントを催し、終了したときに主催者が言うのなら「ありがとうございました」などがあります。「お疲れ様でした」を普段の褒め言葉として使うのであれば、good job と言うこともできそうです。
このように、英語にはない表現の場合、場面や文脈に応じて最も近い表現を選ばなければなりません。直訳できないときは、どう言い換えるかを考えましょう。
これで通じる!日本人の解答例
- See you tomorrow.(=お疲れ様、また明日ね)
- It’s been a hard day, hasn’t it?(=今日は疲れたんじゃない?お疲れ様)
- Looks like you had a tough day.(=大変な1日だったよね、お疲れ様)
- You look tired.(=疲れてみえるよ。お疲れ様)
- Thank you very much for your hard work.(=お仕事お疲れ様でした)
- Thanks for all your help.(=助かったよ、お疲れ様)
- You did a good job.(=よく頑張ったね、お疲れ様)
英語ネイティブの解答例
- Good work today.(=よくがんばったね、お疲れ様)
- You did a great job.(=同上)
- Great job today.(=同上)
- Bye. See you tomorrow.(=バイバイ、また明日ね。お疲れ様)
出典:『知ってる英語で何でも話せる! 発想転換トレーニング』 (音声ダウンロード付き)著者: 田尻 悟郎 / 出版: コスモピア
覚えたいフレーズ&キーワード
- Good job.:がんばったね、お疲れ様(普段使う褒め言葉)
- See you tomorrow.:また明日ね
- tough:かたい、骨が折れる、タフな、大変な
- look tired:疲れているようだ
☆明日のレッスンもお楽しみに!
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