朝時間は、脳へエネルギーを供給
新生活がスタートする春は、気持ちもそわそわ慌ただしくなる季節です。あなただけでなく、家族や子供達の新生活を支えるママならなおさら。普段の朝時間は、いつにも増して忙しくなっているかもしれません。
どんなに忙しくても、朝はその日のエネルギーを必要とする大切な時間。脳へエネルギーを送り、集中力や記憶力も高めてくれる朝食は欠かせません。時間は限られているものの大事な食事だからこそ、効率よく身体に必要なものを摂取したいですね。
あなたと家族の毎日のコンディションを考えながら簡単に摂り入れられる、効能別スムージーの食材をご紹介します。
そもそもスムージーって?他の飲み物とどう違う?
グリーンスムージーやフレッシュジュース、スムージー、シェイク、酵素ジュースなど朝食に良いとされている飲み物がたくさん出回ってきました。そもそもスムージーとは凍らせた果物または野菜、氷を一緒にミキサーで混ぜ合わせたシャーベット状の飲み物のことを言います。
それに対してグリーンスムージーは生の葉野菜とフルーツ、水をミキサーで混ぜ合わせたジュースで、他の食材は加えません。フレッシュジュースは、果物類をジューサーにかけて食物繊維などを除いた飲み物。シェイクは、食材を混ぜ合わせて凍らせたもの。今話題の酵素ジュースは、野菜ジュースなどに濃縮した酵素原液を加えたもののようです。それぞれに効能が期待できるので、効果の個人差や好みはありますが、知っておくといいでしょう。
栄養素と酵素をそのまま!スムージーの効能
ジューサーではなくミキサーを使うスムージーなら、食物繊維はそのままに野菜由来の成分が失われることもないとされています。なめらかな飲み物にすることで、消化吸収も早く胃への負担も少ないそう。
また、今注目を集める酵素も生きたまま摂取することが可能。酵素は熱に弱いので砕いた氷と一緒に作るスムージーであれば、その心配もありません。まさに、栄養素と酵素そのまま!のドリンクと言えます。
※果物や野菜を凍らせると、酵素はダメージを受ける可能性があります。
オススメ!スムージーの効能別食材
毎朝その日のスムージーの献立を考えるということは、あなたの体内と対話をするということ。身体が欲している食材に耳を傾けて、効能別にスムージーを摂り入れたら体調管理にも繋がります。とは言っても、多くの献立を頭に入れるのは難しいこと。基本のレシピはそのままで、効能別にプラスする食材をご紹介します。
・基本のレシピ(バナナベース)…バナナ1本、豆乳100cc、氷80g
・基本のレシピ(トマトベース)…トマト1個、水100cc、氷80g
・基本のレシピ(リンゴベース)…リンゴ1/2個、水100cc、氷80g
・基本のレシピ(ベリーベース)…ベリー150g、豆乳100cc、氷80g
基本のレシピは、ミキサーに材料を全て入れ撹拌します。下記の効能別食材を加えて、バラエティ豊かに楽しみましょう。
○毎日クリアにデトックス「ヨーグルト」
毎日食べることが推奨されているヨーグルトは、ビフィズス菌の効果で腸内環境の改善ができます。日々、毒素を出して身体をクリアにできれば朝から爽やかにスタート。基本のレシピ(バナナベースまたはベリーベース)に、ヨーグルト100ccをプラスしてみましょう。
○疲れた顔の朝には「キウイ」
キウイは、腸の動きを活性化させて通便をよくしてくれる効果と豊富なビタミンCによる美肌効果が期待できます。リンゴ、バナナ、ベリーベースの基本レシピにキウイを1個加えます。
○食欲がない朝に「アボカド」
食欲のない朝には、良質なたんぱく質を多く含むアボカドがオススメ。栄養補給に最適な食材です。基本のレシピ(バナナベース)に、アボカド1/2個とヨーグルトまたは豆乳を100ccプラスすると美味しくいただけます。
○落ち込んで元気がない日は「モロヘイヤ」
緑黄色野菜の代表ほうれん草よりも栄養面が充実している、驚異の野菜モロヘイヤ。身体を細胞レベルから元気にしてくれる、嬉しい食材です。バナナベースの基本レシピにモロヘイヤ40g(約1/2束)加えましょう。
○ちょっと風邪気味?!と思ったら「ショウガ」
基本のレシピに、ショウガを2片加えてみましょう。身体を温める効能をもつショウガが、風邪の初期症状を緩和してくれるはず。トマトやリンゴベースによく合います。
○花粉が気になる朝なら「抹茶」
抹茶には、抗アレルギー作用が期待できる成分カテキンが含まれています。茶葉を粉末にした食材なので栄養素をそのまま摂取することができます。花粉が気になる季節には10gを軽くお湯で溶き、バナナベースのスムージーに加えてあげましょう。
記事提供:スキンケア大学