“はじめまして”はどう言うの?「自己紹介」に使える英語表現3つ

 

新しい出会いが植える新年度。職場や学校などで「自己紹介」をすることが増える季節です。

今日はテンナイン・コミュニケーションと朝時間.jpのコラボ連載から、外国人と挨拶する時に役立つ「自己紹介」で使える英語表現をピックアップしてご紹介します。

「A社の〇〇です」…社名+名前はどう言う?

自己紹介の定番!「A社の○○です」英語の使い分け方3パターン

ビジネスシーンの挨拶でよく耳にする「A社の〇〇です。」という自己紹介。英語ではどのように表現されるのでしょうか?

I’m Yamada from ABC.(ABC社のヤマダです)

この表現は、相手と少し距離があるところから話しているようなイメージ。電話での応対などによく使われるフレーズです。

I’m Yamada at ABC.(ABC社で働いているヤマダです)

ABC社という「場所で」働いていることを強調したい場合は「at」を使う表現が適切◎。例えば、もともとは他社の社員だが、一時的にABC社で働いている、という場合などにぴったりです。

I’m Yamada of ABC.(ABC社のヤマダです)

ABC社に「所属している」ことを強調したい場合は「of」を使いましょう。雇用契約がある「社員」であることが明確に伝わります。

前置詞のちょっとした違いでニュアンスが異なりますので、違いを覚えて上手に使い分けましょう♪

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「初めまして」は“meet” or “see”?

知っておきたい!「Nice to meet you」「Nice to see you」の使い分け

「はじめまして」という意味で “Nice to see you” という表現を使っていませんか?初対面の方との挨拶には

Nice to meet you.:はじめまして(あなたに会えて嬉しいです)

このように、“see” ではなく “meet” を使いますよ。

例)Nice to meet you! I’m Tom. (= お会いできてうれしいです。トムです)

一方

Nice to see you.:あなたにまた会えて嬉しいです。

この表現は、以前会ったことのある相手と再会した時に使います・

例)
A: Nice to see you! (=また会えてうれしいよ
B: You too. It’s been a while… since March last year, right? (=私もだよ。しばらく会っていなかったね、去年の3月以来かしら)

似た表現ですが、初めての場合は “meet”、2回め以降の場合は と“see”というように、違いをしっかり覚えておいて使い分けてくださいね◎

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「Nice to meet you」の返し方は?

「Me, too」はNG!?英語で「Nice to meet you」と言われたときの返し方

前述の「はじめまして(Nice to meet you)」という挨拶を、相手に先に言われた場合は、どう返すと良いでしょうか?

「私も」「こちらこそ」というつもりで

Me, too.

と返してしまう日本人が多いのですが、こちらはNG!正しくは

Nice to meet you, too.(=こちらこそ、はじめまして)

です。そしてこの一文を省略すると

You, too.

となります。ただしこの “You, too.” は、相手がお友達などカジュアルな関係の時向き。フォーマルなビジネスシーンなどでは略さずに ”Nice to meet you, too.” と表現しましょう。

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初対面の握手

自己紹介は、職場や学校、カフェやレストランなど思わぬ場所で必要になることがあるもの。

たとえ相手が外国人でもスムーズに挨拶できるよう、名前の名乗り方、年齢、職業、出身地や趣味など、英語での自己紹介を頭にいれておくと安心ですよ♪

(本記事は、テンナイン・コミュニケーションとのコラボ連載「通訳者さんに教わる♪朝のカンタン英語レッスン」のバックナンバーをピックアップしてご紹介しています)

 

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Nice to meet you!

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