瞑想とノートで自分と向き合う/ヨガインストラクター吉田なるさんの朝美人インタビュー

 

自分らしい、心地よい朝時間を楽しんでいる方にお話をきく朝美人インタビュー。

今回は、ヨガスタジオを運営されているヨガインストラクター 吉田なるさんに、朝の過ごし方や習慣についてお話をお聞きしました。

吉田なるさん (株式会社 COCO&COMPANY CEO )

吉田なるさん

ヨガのインストラクター。自分らしい日々を過ごすためにはヨガが最適だと感じ、大学在学中からフリーのインストラクターとして活動。その際に、ヨガがビジネスのために悪用されているシーンに出会い、「スタッフも生徒さんも、ヨガを通じて心と身体の健やかさと穏やかさを保ってほしい」という思いを抱き、ヨガスタジオ「COCOYOGA」( https://cocoyoga.jp/ )を設立、起業。現在は、ヨガに限らず、不眠や将来への不安などを解消するべく、心を慈しむことにフォーカスしたメンタルリトリートサービスをオンラインにて提供している。

まずは、普段の朝時間の使い方について。意識していることや習慣はありますか?

起きる時間は6時半です。一番早いレッスンが8時から始まるので、担当するインストラクターの先生に顧客情報を連絡したりしています。

その後必ず行うルーティンは、カーテンを開けること。また、最近はコロナウイルスの影響で 1日通して誰にも会わない日も多いですが、必ず軽くメイクをしてお気に入りのヨガウエアを着ます。 自宅で業務をする日も、ヨガウエアを着た方がなんだか自分らしくて、気に入っています。

また、天気が良ければベランダに出て愛犬としばらく日光浴をします。

吉田なるさん

以前はルーティンができていなかったので、タスクの管理が悪く、作業の見落としも多かったのですが、朝のルーティンができて作業効率が上がりました。

朝時間を大切にするようになったきっかけを教えてください。

朝の時間を大切にできるようになったきっかけは2つあります。

1つはヨガに出会って寝つきが良くなり、ぐっすり眠れるようになったこと。 もう1つは愛犬との出会いです。

吉田なるさんの愛犬たち

フリーでヨガのインストラクターを始めた頃、トイプードルを飼い始め、その2年後には保護犬を引き取りました。 外出自粛中はゆっくりと2匹の愛犬と過ごしていましたが、普段仕事が忙しいと日中や夜はお留守番が多くなってしまうので、 朝たくさん遊んであげるようにしています。

朝ごはんについてのこだわりを教えてください。

朝ごはんはなるべくタンパク質発酵食品を食べるようにしています。具体的には、暖かい時期は高タンパクヨーグルト、冬場は目玉焼きとお味噌汁を食べることが多いです。

量はまちまち。その日の自分の状態をしっかり観察してから食べるか食べないか、また、何を食べるか決めます。

以前は、前日の夜に会食があったら朝は食べないと決めていたのですが、前日の夜をエネルギッシュに過ごすとむしろ次の日の朝お腹が空くので、いっぱい食べることが多くなりました。食欲がない時や忙しい日は、無理に食べないようにしています。

経営者として、朝に意識したり取り組んだりしていることはありますか?

瞑想というほど本格的ではないですが、朝に必ず自分の状態を見つめる時間を取るようにしています。

天気が良ければベランダで、寒い季節はベッドの上で軽くストレッチをしながら行います。時間がなければ、化粧をしながら調子はどうか、自分の状態をチェックをする日もあります。

吉田なるさん

私は数字にあまり強くないので、数字を扱わないといけない業務はとても気が重いです。なので、集中力がある朝のうちに苦手な業務を行います。

また、朝起きて調子が悪いと感じたときは、毎日アイデアを書き留めているノートを振り返ってみて、自身のクリエイティビティを刺激することもあります。

「アフターコロナ」「ウィズコロナ」の世界では、生活様式や暮らしが大きく変わるといわれています。今後、朝に取り入れたい工夫や習慣、気になっていることはありますか?

今気になっているのはオンライン瞑想です。

吉田なるさん

これまで自社のヨガレッスンとは別に、自身の勉強のためにもヨガやフィットネスのスタジオに通っていました。 しかしコロナウイルスの影響で、今後しばらくは接触人数を減らさなければならないため、通いにくくなります。

一方で、おうち時間が長くなることで歩く距離が短くなったり、将来への漠然とした不安に襲われたりと、心身の不調は起こりやすいというのがアフターコロナ、ウィズコロナの世界。これからは、心身の不調を自分でケアすることが求められると思っています。それはヨガの事業をやっている私自身も例外ではありません。

私自身も一人のユーザーとして、オンライン瞑想やヨガを習慣にし、満足のいくオンラインサービスを開発していきたいと思っています。

忙しい朝の時間を快適に、効率よく過ごすために工夫していることがあれば、教えてください。

タスク管理、日記、アイデア帳一冊のノートにしています。アプリにしたこともあったのですが、私には紙の方がしっくりきたので紙のノートに落ち着いています。

翌日なるべく効率的に行動できるよう、余計なものに思考を取られない朝のうちに、翌日のタスクを大体の時間帯と一緒に書いておきます。

また、化粧の工程をなるべく減らせるようにまつげパーマをしています。これは絶対これからも続けます!とても効率的だと感じているので、朝からビューラーをする手間はもう考えられないです。

朝のお気に入りのアイテムをひとつ教えてください。

資生堂のファンデーション「クレ・ド・ポー ボーテ ル・フォンドゥタン」です。これ、びっくりするほど高いんですよ。最初は「嘘でしょ、この値段」と思ったんですが、使い始めたら適当に塗ってもすごく綺麗な肌に仕上がることがわかって。朝のメイクに感じていたストレスがゼロになりました。

このファンデを使い始めてから肌そのものも綺麗になっていきました。肌の状態がいいおかげで、またさらに朝のメイクの時間が短くなってと、いい循環です。とってもおすすめです!

高価なファンデーションを使うぶん、その他のコスメは数百円のプチプラのものを使っています。

朝美人のある一日の過ごし方

▼吉田なるさんの場合
6:30
朝のレッスン担当の従業員に連絡・前日の動画のチェック
7:00
カーテンを開ける、愛犬と日光浴
7:30
当日のタスク確認・連絡を返す・SNS チェック(前日に終わっていないタスクがあれば行う)
8:00
愛犬にご飯をあげる、化粧
9:00
着替えて朝食
9:30
業務開始
12:00
昼食を作って食べる
13:00
一番集中力が高まるので重い業務を充てる
17:00
夕食の支度をしながら軽い業務を行う
18:30
夕食を食べる
19:30
業務
21:30
ドラマ「SUITS」を見る
23:00
お風呂
23:30
翌日のスケジュール確認
24:00
オンラインヨガの動画作成・就寝(就寝中に PC が書き出しする)

 

コロナウイルスの影響で在宅ワークになり、仕事とプライベートの切り替えがうまくいかない…と悩んでいる方が増えていますよね。朝の瞑想や、朝ノートなど、吉田さんが行っている「自分と向き合う」朝習慣は、頭をオンに切り替えて、シャキッとした気持ちで仕事に取り組むために役立ちそうですよね!高性能のファンデやまつげパーマなど、効率化&ストレスフリーを叶えるアイテムやサービスを取り入れている点も、真似してみたいなと感じました♪(朝時間.jp編集部)
 

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