暑い日が続く中、喉を潤し、熱中症を予防するためにもこまめな水分補給が欠かせませんよね。
この時期、時間がたっても冷たさをキープしてくれる保冷タイプのステンレス製「マグボトル」を毎日愛用している、という方も多いはず!
そこで今回は、「レミパン」など調理用品のメーカー「和平フレイズ株式会社」さん直伝、ステンレス製「マグボトル」の正しいお手入れ方法と、長持ちさせるコツを、編集部スタッフおすすめマグボトルとともにご紹介します♪
「マグボトル」基本のお手入れ方法
ステンレス製マグボトルは、飲み口やデザインに違いがありますが、真空断熱構造(丈夫で熱が逃げにくいステンレスの2重構造)で、保温・保冷の両方に対応しているものがほとんど。
キャップ部分、本体、そしてパッキンを正しくお手入れすることで、清潔で快適に使うことができるそうです♪
「キャップ」「本体」のお手入れ
キャップと本体は、食器用中性洗剤を使用し、柔らかいスポンジまたはブラシでよく洗います。その後、水気を拭き取って、十分に乾燥させてください。
清潔を保つため、使ったその日のうちにお手入れするのがポイントです!
「パッキン」のお手入れ
ゴム製のパッキンは、キャップから取り外して、30分を目安につけ置き洗いするのがおすすめ。塩素系・酸素系漂白剤を使用できるものが多いそうです(※お持ちのマグボトルの取扱説明書でご確認くださいね)
つけ置き洗いのあとしっかり漂白剤を洗い、乾燥させたら、キャップに取り付けるのを忘れずに!
なお、「パッキン」が破損したりゴムが劣化していると、中の水分が漏れる原因になります。「パッキン」だけ別売りで買えるマグボトルも多いので、お持ちのマグボトルの販売または製造元で調べてみてくださいね。
汚れやニオイが気になる時は…
すでにお持ちのマグボトルの本体やキャップの汚れが気になるなら、酸素系の漂白剤を本体に入れて、キャップを取り付けずに30分放置したあと、よく洗ってください。
サビや故障の原因になるので、つけ置き洗い、また、塩素系漂白剤の使用はNGなのだとか!
それでも汚れが気になる場合は、下の方法を参考にしてみて。
- 本体の内側に赤サビが付いたとき
赤サビは、水に含まれる鉄分が付着したもの。中にお湯を入れて、酢をお湯の10%ほど加えたら、キャップをつけずに1時間放置したあとよく洗ってみてください。
- 本体の内側にザラザラしたものが付いたとき
水に含まれるカルシウムなどが付くと、ザラザラすることがあります。その場合は、本体の中にお湯を入れて、クエン酸を10%加えます。約3時間放置してから、よく洗ってください。
お手入れをするときの注意!
- 変形や故障の原因になる、煮沸・熱湯消毒、食洗機や乾燥機の使用、シンナー類・クレンザー類・金属タワシ類の使用も止めましょう。
- また、夏場の水分補給に良いスポーツ飲料には、腐食の原因になる塩分が含まれているので、使用後にはすぐにお手入れすることをおすすめします!
「マグボトル」を長持ちさせるコツ
マグボトルを長く快適に使うためには、お手入れも大切ですが、中に入れるものに気をつけるのもポイントだそう。
ボトルの中に入れない方が良いものはこちらの4つ。
- ドライアイス・炭酸飲料…内圧が上がり、キャップが開かなくなる、飲料が吹き出す、キャップが破損し飛び散る原因になります。
- 牛乳・乳製品・果汁など…そのまま放置した場合、腐敗や変質の原因に。また、飲料物からガスが発生した場合、内圧が上がり、キャップが開かなくなる、吹き出す、キャップが破損し飛び散るなどの原因になります。
- みそ汁・スープ等の塩分を含んだもの…「フードジャー」は味噌汁などを入れるように設計されたものなので大丈夫です。
- お茶の葉・果肉を含む飲料…キャップの隙間に茶葉や果肉が詰まり、飲料物が漏れる原因になります。
夏においしい炭酸水はもちろん、果肉たっぷりのデトックスウォーターなども気をつけたほうがよさそうですね!
編集部スタッフおすすめ!ステンレス製マグ3種
お手入れ方法がわかったところで、編集部スタッフがおすすめする「マグボトル」もご紹介しますね♪
サーモス 水筒 真空断熱ケータイマグ 500ml ¥ 1,885 (※記事公開時の価格です)
超軽量コンパクトタイプながら、高い保温・保冷力を誇り、持ち運びに便利!
ペットボトルと同じサイズなので、容量もしっかり欲しい方におすすめです。
和平フレイズ 水筒 マグボトル 480ml ¥ 1,391 (※記事公開時の価格です)
牛乳ビンみたいなまあるい形がかわいいマグボトル。
手にフィットして持ちやすいデザインで、保冷・保温どちらもOK♪
タイガー スープジャー ステンレス ヌーマ ¥ 2,650 (※記事公開時の価格です)
0.25L、170gと軽量コンパクトで、小さなバッグにもすっぽり!保冷・保温マグとしても、スープジャーとしても使えます♪
いかがでしたか?
マグボトルの正しいお手入れって、毎日するぶんには意外と手がかかりませんよね。また、正しい方法で漂白剤などを使えば、清潔な状態で長く使えます。何より、日中いつでも冷たい飲み物が飲めるのはうれしい!
コンビニや自動販売機でペットボトルを買うのが当たり前になっている方、朝晩のちょっとした手間で日中が快適になる「マグボトル」習慣をはじめてみませんか?