南アフリカから、おはようございます!
今日は、少しずつわたしの理想の生活に近づいてきた「スローライフ」についてのお話。
決して、何もせずただただのんびりとゆったりとし過ぎた生活ではなく、日々、やりたいことややらなければならないことをこなしながらのスローライフ。自分の好きな時間を過ごし、その中で楽しみを見つけ、小さな日常を大切に時間を積み重ねていく。心が満たされていることを感じられる生活。
曜日、祝日が関係の無い仕事環境・生活リズムから、平日の仕事と一般的な家事をしながらの生活に変わり、金曜日が待ち遠しい気持ちがわかるようになった今。
思えば、金曜の夜から、都会から離れることが多くなったことが変化の一つ。
平日は都会の良さやファッションを楽しみ、週末は自然にどっぷりと浸かり、ゆったりとしたファッションを楽しむ。わたしは都会も自然もどちらも好きだ。ただ、自然の中で過ごす時間は必要不可欠。
日本で、とてもお世話になった自然を愛し楽しむご夫婦の理想の生活に近づいてきたな、と嬉しくなったその瞬間もわたしは山の中にいた。
一度は旅したいと言われている南アフリカに住み始め、心が満たされるような出会いや景色、体験が一つ一つ増えていく喜びを噛み締めている。
車で4〜5時間(高速使用、南アフリカの制限速度は日本よりも早いので、結構な距離を移動していることになる)も移動すれば、「Gods window」と呼ばれる、ここからの眺望に心を打たれた神がアフリカの大地を想像したと言い伝えが存在するほどの南アフリカで最高の眺望を誇る場所に辿り着ける。
ここまでのパノラマルートのドライブも素晴らしく、とても写真や動画では伝えきれないものがある。
山道の曲がり角で目に入ってくる圧倒される迫力の絶景や、どこまでも続くかのような渓谷、切り立った岩肌を落ちる滝の形の美しさ、数々の木々が規則正しく並ぶ緑の景色が次から次へとやってくる。その光景に、朝から心が解放され癒されつつもパワーが漲ってくるのだ。
山に囲まれたLodge滞在も快適で、朝の光が十分なくらい差し込む隣のレストランでボリューム満点の朝食をいただく時間も、絵本や物語の世界にいるような気分が味わえて日常の中に非日常を感じられた。夜は深い霧に包まれ、まるで「美女と野獣」の世界にいるかのような時間だった。
フレンドリーな人が多いこの国では、出逢う人との挨拶や交わす会話も気持ちがいい。
週末の朝のはじまりをとことん楽しむための、金曜夜からの「週末トリップ」はわたしの心の栄養。
旅の後は、お友達とお互いに動画や写真を送り合い、近況を添えるのも楽しみの一つ。日本と7時間の時差があるので、メールを受けて、だいたい1週間後(主に週末)にお返事をすることが多いけれど、その分丁寧なやりとりができて、携帯に縛られない良さもある。
自然から豊かさを学び、感じたものから自分で何かを創造し、さらなる楽しみに出逢えるわたしのスローライフは「自然と戯れる」ところからはじまる。
Mai