おはようございます!
今日は料理の楽しみ方の一つ、「色どり」についてのお話です。
南アフリカでは、大きな株で茎や葉のついた立派な「ビートルート(ビーツ)」がスーパーマーケットで簡単に買うことができます。ビタミン、天然のオリゴ糖、食物繊維が含まれている「奇跡の野菜」と呼ばれているビーツを家で調理する機会を増やして行くチャンスに恵まれ、休日のホームパーティー用にビーツのポテトサラダを作りました。この日を機会にこのメニューは「私のおめかし料理」となりました。明るい日中に作るには色を一番に楽しめて最高です。
ビーツをジャガイモを一緒に茹でると、ジャガイモがとても美しい色に染まりました。
ランダムにジャガイモをカットした時の「黄色と赤色の組み合わせ」がとてもお洒落でテンションが上がります。この日はツナとバジルドレッシングでさっぱり味に仕上げました。
南アフリカは秋が深まってきましたので、ある日は定番の「ボルシチ」作り。たっぷりのビーツを荒削りにして牛肉と野菜を一緒に煮込みます。煮込むに連れて色がどんな風に変化するか見ていたのですが、1日目より2日目は深みのある赤色に変化していきました。缶詰ではなく生のビーツを使ったからでしょうか、濁ることもなく、どちらもそれぞれに美しいのが印象的でした。
1日目はシンプルに、パンと一緒に。
2日目は生のチリを加えてピリ辛味、ライスと一緒に。
ビーツは栄養や味だけでなく「大人の色遊び」で楽しませてくれる食材のひとつ。
色の効果や組み合わせを楽しむにはビーツは初心者向けと言えるでしょう。何と言っても、女性らしい色味で本当に美しくみているだけでうっとりします。
それでは、今日も「彩り」ある1日を♪
Mai