おはようございます!キレイナビ代表・美容家の飯塚美香です。8月も残すところあと1週間。まだ終わりではありませんが、今年の夏も暑かったですね。
紫外線、エアコンによる乾燥、汗などにより、夏は、肌が大きなダメージを受けています。いまこそ、疲れた夏の肌を優しくケアして、これからの秋冬に備えましょう。
【対策その1】ダメージ肌には「徹底的な保湿」
ダメージを受けた肌は、ターンオーバーが乱れて、うまく肌の新陳代謝ができなくなります。肌のバリア機能も衰えるため、乾燥しやすい状態に。乾燥していると、美白ケアをしても効果が出にくくなります。まずは、徹底的な保湿を心がけましょう。
保湿ケアは夜寝る前はもちろん、朝が大切です。なぜなら、夜から朝にかけてより、朝から夜にかけての時間の方が長く、日中は日差しを浴びたり冷房の効いた室内にいることが多いですよね。
朝は、洗顔後に保湿力の高いシートマスクをして、潤いで満たしてあげましょう。セラミド配合なら、保湿だけでなく肌のバリア機能を高めてくれます。シートマスクをしながら着替えや朝食作りなどをすれば、時間がない朝でも保湿ケアができます。
暑いからといって、乳液やクリームを付けないのはNG!シートマスクの後は、乳液やクリームの油分で、水分を逃がさないようにしましょう。
【対策その2】美白アイテムは「秋も続けて&顏全体に」
夏の間は美白化粧品を使っていても、秋になるとやめてしまう方もいますよね。しかし、夏に浴びた紫外線の影響でシミが目立ってくるのは秋から。秋こそ美白化粧品が必要なのです。
美白化粧品は、シミが目立つ部分だではなく、顏全体に使うのがおすすめ。シミとして出ている部分以外にも、肌の奥にはシミ予備群が潜んでいます。朝に使うなら、美白機能付きの日焼け止めやコンシーラーを。美白美容成分配合で、紫外線を防ぎながらシミ・そばかすをケアできます。
【対策その3】「カラフル食材」で体の中からケア
スキンケアは、外側からだけでは完結しません!食事で栄養を摂り、体の中からもケアしていきましょう。夏のダメージ肌に効果的なのは、「カラフル食材」。赤いトマトにはリコピン、緑や黄色の野菜や果物にはビタミンC、紫のなすにはポリフェノール、ピンク色の鮭にはアスタキサンが豊富です。
今挙げた成分は、いずれも強い「抗酸化作用」があります。紫外線を浴びて酸化した細胞を修復してくれるので、夏のダメージ肌ケアにぴったり。食事を摂る時は、お皿の上がカラフルになるように意識してみて下さい。
夏の肌ダメージは放っておくと、シミやシワ、たるみなど肌を老化させる原因になります。今からケアすればまだ間に合う!スキンケアと食事に気を付けて秋冬の厳しい乾燥にも負けない元気な肌を目指しましょう!