File122 水島早苗さん(世界の朝ごはんトラベラー)
プロフィール
パン好きが高じ、ドイツに1年パン屋修行へ。それに飽き足らず、朝ごはんをめぐる世界の旅へ出る。朝ごはんにとどまらず、帰国後は多くの出会いを題材に、お話会「世界とラブ&ピースで繋がってきた!」を東京と広島で開催予定。
◆ドイツ・パン屋修行から朝ごはん旅のブログ:Da bin ich!ー私はここにいますー
http://sahnemiz.exblog.jp/
◆Facebookページ:みんなのあさごはん!
https://www.facebook.com/soloysola2014/
水島さんが朝ごはんをめぐる旅にでたきっかけ、経緯を教えてください。
朝ごはんってあまり流行がないですよね。昼食や夕食に比べると、決まったものを食べる傾向があるように思います。
なので、彼と二人で世界を旅しよう!と決めた時に、それぞれの国としっかり向き合うためには、その国らしさが一番現れる世界の朝ごはんを食べて巡りたい!と考え、旅に出ました。
水島さんの「世界の朝ごはん」レポート~パンがおいしい国編~はコチラ! >>
ドイツに渡る前はどんなことをしていたのですか?
理学療法士としてリハビリの仕事に携わっていました。趣味のパン作りが高じてドイツに飛び出し、パン屋修行を経験しました。ドイツを選んだのはドイツパンは栄養価が高く、世界一種類の豊富なパン文化を持っているということに惹かれたからでした。
世界を旅行していて、大変だったことは?
大変だったこともたくさんあったはずなのですが、忘れてしまいました(笑)。夜眠って朝起きるとほとんど忘れてしまっているんです・・・。
言葉はほとんど困りませんでした。周りに親切な人が多かったですし、「美味しい!」って伝えるのに言葉は必要ないんですよ!
旅行中に、本当に楽しかった思い出、よかったと思った瞬間などありますか?
人との出会いに恵まれたことに尽きると思います。「美味しいお店を教えて!」と声をかけることで、仲良くなったり、素敵なお店に行き着くことができました。そして、そのお店でもまた評判のお店を教えてもらって・・・という感じで、楽しかったことは数え切れません!
(写真はトルコで仲良くなったご夫婦にご馳走してもらった時のもの)
長い旅を終えた感想を教えてください!
1年半という長い旅だったので、もう当分旅はいいや!と帰国当初は思っていたのですが、その時食べた食事の写真を見ていると、もう一度食べに行きたいな・・・という衝動に駆られます(笑)。それくらいにとても楽しく、とても美味しい旅でした!
58カ国の朝ごはんを食べて、水島さんが1番好きだった(もういちど食べたい、日本でも食べたい)朝ごはんを教えてください!
たくさんありすぎて選ぶことができません!!
質問とは逆の答えなのですが、旅に出ている間、朝ごはんに「おにぎりと味噌汁」が食べたすぎて、夢にまで出てきました。私のホームシックはおにぎりと味噌汁でした(笑)。
お味噌は途中で家族と合流した際、持ってきてもらったのですが、水が違うせいか、期待とは全く違う味噌汁になってしまって、とても残念だったこともありました。
水島さんのこれからの夢は?
今回の朝ごはん旅の途中にウィーンでケーキ作りの上手な女性との出会いがあり、その女性のもとでケーキ作りをみっちり学びました。そういうわけで、ウィーンの家庭的なケーキがある小さなカフェを作ることが私の夢となりました。
旅を始めた当初は「朝ごはんカフェを作る!」だったはずなんですが・・・!旅って不思議ですね(笑)
朝時間.jpの人気コーナー「世界の朝」にお問いわせをいただいたのをきっかけに知り合い、お目にかかることができた水島さん。お会いできたのは、1年半の世界旅行から帰国されてまだ数日後!なのに、疲れも燃え尽き感も一切感じさせない、とってもさわやかな笑顔と雰囲気が印象的な女性でした。水島さんが食べてきた世界の朝ごはんのお話、これまでの経歴や、旅行に出ることになった理由など、何時間でもお話したくなるような興味あふれる話題がたくさんありすぎて、編集部だけが独占するのはもったいない!ということで、世界の朝ごはんレポートと、今回のインタビューをお願いしました。
「朝ごはんはどこの国もだいたい決まったものを食べる。だから、朝ごはんにその国らしさが出るんじゃないかと思って、朝ごはんを食べる世界旅行にでたんです」その発想と、それを軽々と実現させた、身軽さとタフさ!これからの水島さんのご活躍も、ほんとうに楽しみです。水島さんの世界の朝ごはんレポートを通して、いろいろな世界の朝を感じることができそうですね!(朝時間.jp編集部)
水島さんの「世界の朝ごはん」レポート~パンがおいしい国編~はコチラ! >>