おはようございます。ファイナンシャルプランナーの稲村優貴子です。
この連載は、『朝のスキマ時間に学ぶ♪家計管理・お金の基本』というテーマでお届けします。
毎日疲れてバタンキュー。忙しい人ほど、寝室の片づけは後回しになりがちです。
しかし、寝室は睡眠を6時間とすると、1日の4分の1を過ごす場所です。
ここが乱れていると、判断力・集中力・メンタルだけでなく、家計管理にも影響が出やすくなってしまいます。
今回は、寝室にあると「お金が貯まりにくいサイン」かもしれない5つのものを紹介します。当てはまるものがないかチェックしてみてください。

【1】積まれた服の山
床やタンス、椅子の背もたれに服が積み上がっていませんか?
服の放置は、家計の乱れとリンクしやすいものです。
きちんと決まった場所にしまわないため、何を持っているか把握できず、同じような服を買って無駄遣いにつながることがあります。
また、どこに何があるかわからないと、朝の準備が遅れ、朝食やお弁当を作れず、外食やコンビニに頼るという連鎖も起きやすくなります。
服の山は、自己管理が後回しになっているサインかもしれません。脱いだら戻す、洗濯したらたたんですぐしまう習慣を身につけましょう。
【2】使っていない布団・枕・毛布
寝具のストックが多い家は、買いすぎの傾向があるかもしれません。
子どものころに使っていた枕、季節外れの毛布、ゴワゴワになったタオルケット、急な来客があっても使えそうにない来客用布団などはありませんか?
寝具類が増えていく状態は、「捨てる」「残す」の判断が後回しになっているサインともいえます。
家計においても、必要かどうかを判断できず、ストックばかり増えていくタイプの可能性があります。
また、寝具はかさばるため、収納場所の多くを占めてしまいます。他のものが入らなくなり、家全体が散らかりやすくなる原因にもなります。
【3】紙袋や缶のストック
寝室の隅に、紙袋やテーマパークのお菓子缶などが積まれていませんか?
「いつか使うかも」「かわいいから捨てられない」「記念に残しておきたい」と思っているうちに、どんどんたまっていくことがあります。
捨てられないタイプの人は、使っていないスポーツジムや音楽アプリの課金なども、なかなかやめられない傾向があります。
ちょっとした差し入れやプレゼント用に紙袋はある程度必要ですが、再利用できるものだけに厳選して保管しましょう。
お菓子の缶は、小物入れとして使っているならよいですが、何も入れないまま放置しているなら、処分するかフリマアプリで売るのもひとつの方法です。
【4】複数散乱しているスマホ充電器
充電器があちこちに転がっている家は、時間とお金の管理が苦手な傾向があるかもしれません。
どこに置いたかわからず買い足したり、安いものを何度も買い替えたりして、無駄なお金を使いがちです。
また、寝る直前までスマホを触ることで、睡眠の質が下がってしまうこともあります。
睡眠の質を上げ、必要なものだけを購入する判断ができるように、寝室まわりはすっきり整えておきましょう。
【5】読まない本・雑誌

寝室に読んでいない本や雑誌を積みっぱなしにしていませんか?
いわゆる「積読(つんどく)タワー」があるなら、自己投資しているつもりで、実は浪費になっている可能性があります。
本を買うこと自体は素晴らしいことですが、読まないまま次を買ったり、読みかけが多すぎて完読できなかったりするなら、投資ではなく散財になってしまいます。
本は読んで初めて価値が出るものです。
せっかく購入したら早めに読み、増やしすぎないようにしましょう。読み終えた本は、人に譲ったり売ったりして、すっきりした寝室を保つのがおすすめです。
まとめ
寝室は、家の中で最も「無意識」が出やすい場所です。
人に見せない場所を整えると、自然と家計も整いやすくなります。
服や読んでいない本を放置せず、気がついたらすぐ片づける習慣をつけることで、お金に好かれる環境に近づいていきます。
まずは寝室から、気持ちよく過ごせる空間を目指してみましょう。


