おはようございます。ファイナンシャルプランナーの稲村優貴子です。
この連載は、『朝のスキマ時間に学ぶ♪家計管理・お金の基本』というテーマでお届けします。
これから夏本番。電気代が高くなるのが心配な人も多いのではないでしょうか。
まだ本格的に暑くはないけれど、気温はじわじわ上昇していくこの時期。ほんの少し環境を整えておくだけで、真夏の電気代は変わってきます。
今回は、夏本番前にしておきたい節電アクションを7つご紹介します。
【1】エアコンのメンテナンス

エアコンの電気代は、夏の家計を圧迫する大きな要因です。
本格的に使い始める前に、まずはフィルター掃除をしておきましょう。
フィルターを外して掃除機でホコリを吸い取り、必要に応じてメーカーの説明書に沿ってお手入れします。掃除後は送風運転で内部を乾燥させておくと、カビやにおい対策にもつながります。
※掃除方法は機種によって異なります。必ず取扱説明書を確認してください。
設定温度は27〜28℃を目安に、無理のない範囲で体を慣らしておくとよいでしょう。エアコンはフィルターの汚れや室外機まわりの環境によって効率が落ちることもあるため、早めの確認がおすすめです。
家族で「暑い」「寒い」の設定温度バトルにならないよう、あらかじめ話し合っておくことも大切です。
【2】冷蔵庫の詰め込みすぎをリセット
冷蔵庫は24時間365日動く家電です。いつも使っているからこそ、掃除や整理の機会は年末の大掃除だけになりがちです。
半年に1回の見直しとして、6月にも冷蔵庫の中をリセットしてみましょう。
冷蔵室は詰め込みすぎると冷気が循環しにくくなります。消費者庁でも、冷蔵庫に詰め込みすぎないことが省エネにつながると紹介されています。
温度設定は、夏でも基本は「中」で十分な場合があります。旅行や出張で開け閉めが少ないときは、状況に応じて設定を調整するのも節電のひとつです。
冷蔵庫内の温度変化は、開け閉めによって起こります。ドアポケットに調味料を集めておくと、探す時間が減り、開閉時間の短縮につながります。
特に夏は冷蔵庫への負荷が上がるため、今のうちに中身を身軽な状態にしておくのがポイントです。

【3】カーテンと窓まわりの日差し対策
家の中に熱を入れない工夫をしておくと、エアコンの稼働時間を抑えやすくなります。
出かけるときは、厚手のカーテンとレースカーテンを二重に閉めておくと、室内への日差しをやわらげられます。
また、設置できる環境であれば、窓の外側にすだれやシェードを取り入れるのもおすすめです。外から日差しを遮ることで、室温の上昇を防ぎやすくなります。
【4】給湯温度を下げる
意外と見落とされがちなのが給湯器です。
お湯を沸かすには大きなエネルギーが必要です。夏は、給湯温度を1〜2℃下げても快適に使えることがあります。
たとえば、通常42℃に設定している場合、40℃にしても夏は十分使いやすいことが多いでしょう。
また、シャワー時間を短くすることは節水にもつながります。体や髪を洗っている間はシャワーを出しっぱなしにしないなど、家族で意識しておくとよいですね。
【5】待機電力を意識する
家中のコンセントを抜く必要はありませんが、使っていない家電の待機電力を少し減らすだけでも節電につながります。
使っていない延長コード、ほとんど使わないキッチン家電、ドライヤー、ゲーム機、プリンターなどの周辺機器を確認してみましょう。
コードの挿しっぱなしは、ホコリがたまると火災の原因になることもあります。安全面からも、使っていないものはこまめに抜く習慣をつけておくと安心です。

【6】扇風機の準備
エアコンと扇風機やサーキュレーターを併用すると、室内の空気が循環し、体感温度が下がりやすくなります。
設定温度を1〜2℃上げても快適に過ごせるようになれば、節電につながります。
扇風機は上向きにして空気を循環させると、部屋全体の温度ムラを減らしやすくなります。
暑くなってから扇風機を出すのは意外と面倒なもの。今のうちに動作確認や掃除を済ませておきましょう。

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【7】暑さに負けない体づくり
猛暑になると、外を歩いたり走ったりして体力づくりをするのが難しくなります。
まだ涼しいうちに軽く運動をして体を動かし、おいしいものを食べ、睡眠をしっかりとって、暑さに負けない体をつくっておきましょう。
元気に過ごせる体力があると、エアコンを必要以上に強くしなくても快適に過ごしやすくなります。
まとめ
真夏になると、寝苦しさで睡眠不足になったり、節電を意識することすら億劫になりがちです。
暑さが本番を迎える前に、できることから節電につながる準備をしておきましょう。

