おはようございます♬
先日、パンプキンパッチへ行って来ました。日本では馴染みのない言葉ですよね。「パンプキンパッチ(Pumpkin Patch)」とは、アメリカやカナダで9月下旬から10月末にかけて行われる、ハロウィンの時期ならではの秋の恒例イベントを言います。
もともとは「Pumpkin Patch=かぼちゃ畑」という意味ですが、家族で楽しめる秋のお祭りのようなイベント全体を指します。
メインの目的はハロウィン用のかぼちゃを選んだり購入したりすることで、広い畑や広場にはさまざまな形や大きさのかぼちゃが並びます。

農場によっては実際に畑に入ってかぼちゃを収穫する「かぼちゃ狩り」も体験できます。
さらに、干し草を積んだワゴンで農場を巡る「ヘイライド」や、干し草で作った迷路、動物とのふれあいコーナー、写真スポット、フェイスペイントなど、子どもから大人まで楽しめるアクティビティも充実しています。日本でたとえるなら、「収穫祭」と「ハロウィンイベント」が一緒になったような、家族で秋の思い出を作る場所といえるでしょう。
今回、私たち家族が行ってきたのはシアトルから車で40分くらい北に行った場所にある農園。

右側は子供たちが遊べるコーナー、目の前には干し草を積み上げたジャングルジム、その奥にとうもろこしの畑で作られた「Corn Maze (とうもろこし畑の迷路)」があります。

トラクターを改修した牛柄の乗り物で園内を回ることができたり

雌のDilly (ディル味の)と雄のPickles (ピクルス)というかわいい名前のカップルと触れ合うコーナーももちろんありました。
かぼちゃの名前が付いたパンプキンパッチに行った私ですが、実はここりんごも(とうもろこしも)育てているんです。

本当のお目当てはこれ!りんごを絞って作ったアップルサイダーで作ったドーナツ「アップルサイダードーナツ」を食べること♡
「アップルサイダー(Apple Cider)」は、国によって少し意味が違いますが、基本的には りんごをしぼって作った飲み物 のことですが、大きく分けると次の2種類があります👇
アメリカでのアップルサイダー (Apple Cider)は発酵していないりんごのジュースを指します。これは普通のりんごジュースとどう違うかと言うと
①濾過していないので濁っている
②りんごそのものの風味が強くて、少し酸味がある
③放っておくとアルコールに…
いわゆる「生絞りりんごジュース」!
一方、カナダやイギリスでのアップルサイダー (Apple Cider)は、発酵させたアルコール飲料のこと。日本だとシードル (Cidre)と呼ばれています。ビールより少し甘く、度数は4-7度ほど。神楽坂あたりのフレンチカフェなんかでガレット (クレープ)を頼んでシードル飲んでいた日々が懐かしい…涙
いわゆる「りんごのお酒」!
そんな「アップルサイダー(=絞りたてのりんごジュース)」を生地に混ぜ込んで作るのがりんご風味のシナモンドーナツです、アップルサイダードーナツ。りんごの香りとスパイスの甘い香りが広がる秋限定の人気おやつで、アメリカではパンプキンパッチや農園、秋のフェアなどでよく食べられるんです。

そんなわけでアップルサイダーとアップルサイダードーナツ♡ 美味しくいただいて来ました♬
実は今回が初めてパンプキンパッチ体験。かぼちゃは買ってきませんでしたが、とうもろこしの迷路に、ロバに餌やり、干し草に登ってアップルサイダーを飲んで、かぼちゃをバックに赤子の写真を激写などして来ました。
日本の秋の風物詩と言えば何だろう。紅葉狩りだと食べ物に関係ないし、フルーツ狩り?でしょうか。
今頃は美味しいフルーツや新米・新蕎麦の時期になりますね。
どうぞ美味しい秋、Sweetにお過ごしください♡

