昨年末から年始にかけて、美術鑑賞づいています。
毎年恒例なのですが、今シーズンもいろいろと巡ってきました。
まずは“メトロポリタン美術館展”
N.Y.マンハッタンにある世界最大級の美術館、
The Metropolitan Museum of Art(略称The Met)から
作品たちがやってきました。
ゴッホの「糸杉」や個人的に好きなルノワールも見ることができました。
自然というテーマでのセレクションはとても良かったです。
上野公園はすっかりきれいになりました。
“シャルダン展”は、三菱一号館美術館で開催中です。
シャルダンは没後、フェルメールを再評価した評論家のトレ=ビュルガー
(1807-1869)によって再評価されました。
ずっしりと重い静物画を描く画家です。
山の生活を思わせる食卓など、
素朴な料理が見直されている今の日本に、マッチしたセレクションだったと思います。
昔から私は、美術館内のキャプションをほとんど読みません。
作品全体を真っ正面から観て、感じ取る見方をします。
だからあんまり知識はないのですが、
年々、作品の見方が楽になってきました。
ヨガのおかげです。
心で読み取れるようになって、作品と対話できるようになってきました。
作家の想いを感じ取れるようになってきました。
パッションがある作家とは、心通じるものがあります。