英語「I’m so pumped」の意味って?
旅行に関する一往復の短い英会話例をご紹介します。場面を想像しながら、さまざまな英語表現を覚えましょう♪
I can’t keep my eyes open.
(眠すぎて、もう無理だ。)
Why don’t you take a power nap at the next rest area?
(次のパーキングエリアで10分ぐらい寝たら?)
power nap(短い昼寝)とは、基本5~15分くらいの昼寝のことです。仕事や勉強の後、とても眠たくなるけど長く寝る余裕がない時に使う表現です。この短い昼寝でリフレッシュすれば元気が出ます。つまり「昼寝」によって「パワー」が与えられることを表します。I’m finally going to South Korea next week! I’m so pumped!
(いよいよ、来週は韓国旅行だ!めっちゃ楽しみ!)
Make sure you eat lots of kimchi for me.
(私の分までキムチも食べてきてね!)
I’m so pumped.(興奮している、めっちゃ楽しみにしている)は、若者のスラングですが、中年の人が使うこともあります。I’m so excited.とI’m so looking forward to it.と同じ意味です。…for meは「私の代わりに」「私の分まで」という意味。Give her a hug for me.(私の代わりに彼女にハグしてね)、Say hi for me.(私の代わりによろしく伝えてね)。
I can’t find my passport anywhere!
(パスポートが見つけられない!どこ見てもない!)
That’s not good. Maybe you dropped it when we were shopping.
(それはますいな。もしかしたら、買い物をしていた時、落としたかも。)
I can’t find… anywhere!(どこ見てもない!)は、パニック状態を示す表現です。I can’t find my passport.(パスポートはどこにあるかわからない)だと、あまり切迫感はありません。anywhereを付けると「やばい!どうする?」というニュアンスが加わります。I can’t find my wallet anywhere!(どこにも財布が見つからない!)。
What’s the time difference between the U.S. and Japan?
(アメリカと日本の時間差はどのぐらい?)
It depends where you are. On the East Coast, right now it is 13 hours.
(アメリカのどこにいるか次第だね。今、東海岸と日本の時差は13時間。)
アメリカでは、色んな時間帯があるのでtime difference(時差)は地域によって違います。例えば、東海岸と西海岸の時差は3時間。アメリカのほとんどの州はサマータイムを導入しているけど、国の一部は導入していません。地域やサマータイムによって日本とアメリカの時差が変わるから、とても覚えにくいです。
(アン・クレシーニ著 / コスモピア編集部 編 『ネイティブが教えるアメリカ英語フレーズ1000』 より )
覚えておきたいワード&フレーズ
- power nap:短い昼寝
- I’m so pumped:興奮している、めっちゃ楽しみにしている
- …for me:私の代わりに、私の分まで
- Say hi for me:私の代わりによろしく伝えてね
- I can’t find… anywhere!:どこ見てもない
- time difference:時差

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書籍紹介
書籍『ネイティブが教えるアメリカ英語フレーズ1000』 では、アメリカ・バージニア州で生まれ、日本で言葉の研究を長年続けているアン先生が、若者言葉やスラングも含めて、イキのいい表現をたくさん教えてくれます。映画やTVドラマを見ていて耳に入ってくる表現がグンと増えること間違いなし。社会的・文化的背景なども丁寧に説明しており、今のアメリカのあれこれを理解するのにも役立ちます。
「家」「交通機関」「カフェ」「レストラン」「ショッピング」「学校生活」「美容と健康」「レジャー」「パーティー」「旅行」の10シーンを設定し、各シーンごとの定番表現20、つぶやき表現36、会話表現10、5往復程度のダイアローグ1本、そして学んだことを復習するセルフチェックの5つのコーナーで構成しています。
定番表現は、日々の生活の中で繰り返し使う言い回し、つぶやき表現はひとりごと英語の練習やSNSでさっと使えるフレーズを含んだ文、会話表現はテーマに沿った一問一答形式。各表現には詳しい意味や使い方の注意点をまとめたミニ解説がついています。「マイカー」「コインランドリー」など、つい使ってしまいがちな和製英語の解説も。
英語を学ぶ方にはもちろん、アメリカについて理解を深めたい方にもおすすめの一冊です。
『ネイティブが教えるアメリカ英語フレーズ1000』(amazon.co.jpへ)>>
著者プロフィール
アン・クレシーニ
北九州市立大学准教授。専門は外来語と異文化コミュニケーション。米バージニア州出身。福岡県宗像市応援大使、日本在住歴25年
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