英語で「Are you ready to order?」と聞かれたら?
レストランで外食する際のやり取りとして想定される、一往復の短い英語の会話例をまとめました。
What do you feel like eating?(何が食べたい?)
I’m in the mood for Mexican food.(メキシコ料理が食べたい気分。)
feel likeは「~をしたい気分、~を食べたい気分」という意味。「寿司を食べたい気分」はI feel like sushi. / I feel like eating sushi.のように動詞を使っても使わなくても大丈夫です。類似表現はin the mood(~したい気分)です。
Is the tip included in the check?(チップは含まれていますか。)
Yes, there has been an 18% gratuity added to your total.(はい。18%のサービス料が含まれています。)
アメリカはチップ文化が浸透しており、多くの接客場面でチップを支払うことが礼儀です。ただ店によっては勘定にすでにサービス料としてチップの分が含まれている場合があります。このように自動的に含まれるチップをgratuity(tipの改まった表現)やservice chargeと呼びます。
Are you ready to order?(ご注文はお決まりですか?)
I’m not quite ready. Can I get/have another minute?(まだ決まってないです。もうちょっと待ってもらえますか?)
orderは「注文」「注文する」という意味。orderは名詞でも動詞でも使うので、注文したのと違うものが来たら This is not what I ordered.(これは私が注文したものではありません)とかMy order is wrong.(注文が間違っています)などと言いましょう。
(アン・クレシーニ著 / コスモピア編集部 編 『ネイティブが教えるアメリカ英語フレーズ1000』 より )
覚えておきたいワード&フレーズ
- feel like:~をしたい気分、~を食べたい気分
- mood:気分、機嫌、気持ち
- include:含む
- gratuity:自動的に含まれるチップ(tipの改まった表現)
- service charge:自動的に含まれるチップ
- order:注文、注文する
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「以上です」を英語で言うと?
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書籍紹介
書籍『ネイティブが教えるアメリカ英語フレーズ1000』 では、アメリカ・バージニア州で生まれ、日本で言葉の研究を長年続けているアン先生が、若者言葉やスラングも含めて、イキのいい表現をたくさん教えてくれます。映画やTVドラマを見ていて耳に入ってくる表現がグンと増えること間違いなし。社会的・文化的背景なども丁寧に説明しており、今のアメリカのあれこれを理解するのにも役立ちます。
「家」「交通機関」「カフェ」「レストラン」「ショッピング」「学校生活」「美容と健康」「レジャー」「パーティー」「旅行」の10シーンを設定し、各シーンごとの定番表現20、つぶやき表現36、会話表現10、5往復程度のダイアローグ1本、そして学んだことを復習するセルフチェックの5つのコーナーで構成しています。
定番表現は、日々の生活の中で繰り返し使う言い回し、つぶやき表現はひとりごと英語の練習やSNSでさっと使えるフレーズを含んだ文、会話表現はテーマに沿った一問一答形式。各表現には詳しい意味や使い方の注意点をまとめたミニ解説がついています。「マイカー」「コインランドリー」など、つい使ってしまいがちな和製英語の解説も。
英語を学ぶ方にはもちろん、アメリカについて理解を深めたい方にもおすすめの一冊です。
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著者プロフィール
アン・クレシーニ
北九州市立大学准教授。専門は外来語と異文化コミュニケーション。米バージニア州出身。福岡県宗像市応援大使、日本在住歴25年
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