おはようございます。好印象マナー講師の林慶子です。
マナーや心の在り方を知って好印象な自分になる!すぐに実践できるコラムを、毎週火曜日にお届けしています。
今週のテーマ:相手を気遣う「お元気ですか」のバリエーション
連日猛暑が続いていますね。こんなに暑い日が続くと、「あの方は元気でお過ごしかな?」と気遣う場面も増えると思います。
今回は、久しぶりに連絡を取るときなどにメールや手紙でよく使われる「お元気ですか」のバリエーションをまとめてご紹介します。
相手を気遣うひとことのレパートリーを増やして、印象を良くしましょう♪
基本の「お元気ですか」
相手を気遣う挨拶の基本「お元気ですか」。久しぶりに会った相手の健康状態や心身の調子を尋ねる時に使われます。
「お変わりありませんか(ございませんか)」
「お元気ですか」よりも控えめで、お相手への敬意や気遣いを表す丁寧な表現が「お変わりありませんか(ございませんか)」です。
直接的な問いかけを避け、健康状態や生活状況など、全般的な様子を尋ねられます。お相手のほうも返事がしやすい問いかたのひとつです。
例)ご無沙汰しておりますが、お変わりございませんか。
「お変わりなくお過ごしでしょうか」
「お変わりありませんか」同様、お相手の近況を広く尋ねられるひとことです。
例)暑い日が続いておりますが、お変わりなくお過ごしでしょうか。
「いかがお過ごしでしょうか」
こちらも「お変わりありませんか」同様、近況などを広く尋ねられる挨拶です。お相手の様子に興味を示す印象のある言葉です。
ただし、これは文章に使う挨拶であり、会話では使いません。
例)大変ご無沙汰しておりますが、いかがお過ごしでしょうか。
最後にお会いした時に不調がみられた場合は…
もし、最後のやり取りで、相手が体調を崩していた場合などは「お元気ですか」や「お変わりありませんか」よりも、「いかがお過ごしですか」「体調はいかがですか」と、体調を気遣うあいさつが適切です。
いかがでしょうか。
すぐに本題に入るのではなく、日頃からあなたのことを気にかけています、という思いを伝えられる一言があると、お互い心が和みますね。
それでは、また次回!Have a ごきげん day!
☆このコラムは【毎週火曜日】更新です。次回もお楽しみに!