おはようございます。朝美人アンバサダーで、ダイエット講師の岩瀬結暉です。
この時期、体の「冷え」が気になりますよね。
今日は、冷えとダイエットの関係、そして、冷えを改善して痩せ体質になるヒントをお伝えします。
深部体温が低いと冷える
冷えを解消するために意識したいのは、深部体温です。
深部体温とは、体温計で計れる体表面温度ではなく、内臓や心臓など身体の内部の温度のことで、理想は37.2~38度くらいだそう。
冷え性の自覚がある人はもちろんですが、体温が高めで手足が温かい人であっても、なんと約6割の人の内臓が冷えているそうです。
おへその上側と下側に手を当ててみて下さい。下より上の方が冷たく感じたり、手の方が温かかったりする場合は、内臓が冷えている可能性があるようです。
痩せたいなら、深部体温を高めるべし!
私たちは寒いところにいると動きが緩慢になり、本来の働きや能力が発揮できません。
内臓も同じ。寒いと内蔵の動きが鈍くなってしまい、健康を保つための機能が低下するのです。
肩こりや腰痛、便秘、疲れが抜けない、痩せにくいなど、ダイエットや健康に気を付けて過ごしているのに結果が伴わない人は、深部体温の低さが原因の可能性があります。
ダイエットに関して言うと、深部体温が1度高いと、基礎代謝が15%アップすると言われています。
基礎代謝が上がると消費カロリーもアップしてダイエット効果が出やすいので、痩せたいなら、食事量だけでなく深部体温を高めることも意識しましょう。
また、深部体温が高いと免疫力が上がり、感染症、癌や生活習慣病のリスクも低くなります。
もちろん、新陳代謝も良くなるので、老化予防にもつながるわけです。
冷えの原因と対処法3つ
冷えの原因は大まかに分けると、次の3つになります。
- 【1】食事
- 【2】生活習慣
- 【3】自律神経の乱れ
【1】食事による冷えを防ぐには?
冷たい飲み物や食べ物を飲むと、冷えやすくなります。
ビールやハイボールなど、お酒は冬でも冷たいものを好む人も多いでしょう。お酒を止めろとは言いませんが、日中飲むものは温かいもの、又は常温の水など、冷蔵庫で冷やしたものは控えるのがおすすめです。
トマト、ナス、キュウリなどの夏野菜や、パインなど南国のフルーツも体を冷やします。食べるなら加熱するのが理想的。生のまま食べるなら、食べすぎないように気を付けて。
逆に、ごぼう,レンコン、人参などの根菜類は、身体を温める食材。
特にこの時期の朝は体が冷えているので、根菜を使った温かいスープや味噌汁などの朝食をおすすめします。
また、生姜は身体を温める代表選手。生よりも、加熱・乾燥させたパウダーに含まれるショウガオールだと血管を広げ深部からの温め効果が期待できます。
生姜やシナモンのパウダーをお茶にふりかけて摂取する方法なら気楽にできて、体が温まりますよ。
【2】生活習慣による冷えを改善するには?
冷える生活習慣とは、血流を悪くする習慣のこと。
体内の熱は、血液によって体中に運ばれますので、血流をよくすることが大切。締め付けの強い下着や衣服、座ったまま同じ姿勢で動かないなど、血流を悪くする生活習慣があれば見直した方がよいでしょう。
また、冷えやすいのに薄着なのもっての他。厚着をするとのぼせやすい人は、上半身は薄着にして、腰から下や足元は薄手の腹巻やタイツなどで温かくしてあげると良いでしょう。
なお、寝る時、寒くて靴下を履いて寝るのは。実は逆効果。血管が締め付けられて血流が悪くなったり、足裏からの熱調整が出来なくなるのだそう。
締め付けのない、膝から足までのレッグウォーマーの方がおすすめです。腹巻をしているなら、緩めのもので。
体熱の40%は筋肉で作られます。筋肉を育ててあげるよう、タンパク質をしっかり摂り、筋トレも取り入れましょう。
【3】自律神経の乱れによる冷えを改善するには?
また、自律神経が乱れると、血管の収縮が強くなり冷えやすくなります。
ストレスや不規則な生活は、自律神経の乱れに繋がります。ストレスを受けない生活は難しくても、運動することでストレスが軽減することは科学的に証明されてます。
規則正しい生活と程度な運動は、深部体温が高い人もふくめ、全ての人におすすめです。
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ダイエットにも健康にもアンチエイジングにも、この冬は深部体温を上げて、ますますきれいな体を目指しましょう!
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☆この連載は【毎週火曜日】更新です。次回もどうぞお楽しみに!