おはようございます。ヨガインストラクターの高木沙織です。
今回のテーマは、ずばり“お腹痩せ”!
季節は「食欲の秋」真っ盛りです。連日のように、食べすぎてしまっているという方も多いのではないでしょうか。
食欲があるのは素晴らしいことですが、摂取カロリーが多いと、食べたものが脂肪として蓄積されてしまうのが悩ましいところですよね。特に、お腹まわりというのは体の中でもサイズアップしやすい部分なので、わりと早い段階で、わかりやすい変化があらわれるでしょう。
ここ最近、「お腹がぽっこりしてきた」「くびれがなくなって、腰まわりがたくましくなった」と感じている方は、まさに“秋太り”してきているのかもしれません。
秋に食欲が増加する理由は?
ちなみに、秋に食欲が増加する理由には、次のようなことが考えられます。
- 夏バテが解消し、落ち込んでいた食欲が回復するから
- 気温が下がって、基礎代謝が上がり、エネルギーを消費しやすくなるから
- 日照時間が短くなり、セロトニンの分泌が減少することで、食欲増加につながるから
こうして見てみると、季節や気候によるところが大きいですよね。ですが、秋は体を動かしやすい気候でもあるため、運動をするのにもピッタリ。
それでは早速、「お腹痩せエクササイズ」を始めていきましょう!
ねじり+呼吸のダブルでお腹をキュッと引き締める!
1)足をそろえて、床にひざ立ちになる。ひざを左右に大きく開いたら、後頭部に手を添えて指を組む。
※ つま先は立てたまま! ひざを開いたあとも、かかと同士はつけた姿勢を保ちます。腰が反りすぎないように、恥骨を斜め上に突き出しましょう。
2)【息を吐きながら】上体を右にねじり、右手で右のかかとにタッチ
※ 息を吐くときに、お腹をグーッと薄くすると、腹部を引き締めるコルセットのような役割を持つ筋肉に効かせることができます。左右の肩甲骨同士を中央に寄せることを意識して、胸を開いておこないましょう。
3)【息を吸いながら】1の姿勢に戻り、【息を吐きながら】上体を左にねじり、左手で左のかかとにタッチ
※ 目線が下がりすぎないように、肩の先を見るようにしましょう。
かかとにタッチするのが難しい場合は、1の姿勢から、【息を吐きながら】上体を右に倒す動きをしてみましょう。【息を吸いながら】上体を起こしてきたら、反対側も同様に。先に紹介したエクササイズと同じように、息を吐くときはお腹を薄くします。
※ 上体が、前やうしろに傾かないように、なるべく真横に倒します。
ポイント
- 回数は、10~20回から。慣れてきたら、少しずつ増やしてみてください。
ただし、背中や腰が痛む場合は、無理におこなわないこと。 - 腸が動きやすい朝の時間帯におこなえば、便通を促して、“お腹スッキリ”を狙うことまでできてしまいますよ。
それでは今日も、良い1日を!
☆この連載は<毎週金曜日>更新です。来週もどうぞお楽しみに!