年末恒例の大掃除。すっきりして気持ちよく年を越すための大切な家事とは言え「掃除だけで年末の一日がつぶれてしまうのがもったいない」「寒い中で掃除したくない」「面倒でしかない」…など毎年のように感じている方も多いのではないでしょうか?
そこで今日は、普段の暮らし方で年末の大掃除がラクになる!散らからないお部屋を保つ片づけ術を紹介します。来年は散らかりにくい片づけ習慣を身につけて、年末を気楽にゆったり過ごしましょう!
【1】床に置かない!「一時置き場」アイデア
「いつの間にか床が散らかってしまう」という方。帰宅したとき、部屋で過ごしているとき、何気なく「床」にモノを置いてしまいませんか?
通勤バッグや買ったばかりの洋服や靴が入ったショッパー、洗濯物、お子さんのおもちゃ、読んでいる途中の本や雑誌、TVのリモコン…などなど、モノを床に置く癖がついていると、部屋がどうしても片づきにくくなってしまいます。
また、足の踏み場がないほど床にモノがあると生活しづらいだけでなく、掃除へのモチベーションが下がるデメリットも…。スッキリとした床づくりは、きれいなお部屋を手に入れるためのファーストステップです!
床が散らかりがちな人におすすめしたいのが、「モノの一時置き場」をつくる片づけアイデア。
- バックをかけるフック
- 進行形のモノを入れるかご
- おもちゃ・趣味の専用ボックス
- すぐ洗わない洋服入れ
- パジャマを入れるかご
このように、しまうもの、そしてそれを使う場所や動線に合わせて一時置き場を作ってそこにしまうクセをつけると床が散らかりにくくなりますよ。
床だけに限らずソファやベッドなど、面積が広い場所にモノを置かない習慣をつけると一気に部屋が「スッキリ見え」します◎
部屋の散らかりを防ぐ!床にモノを置かなくなる「一時置き場」5つ
【2】散らかる理由を考慮した「コックピット収納法」
ふと部屋の中を見渡すと、「あれ、この間片づけたのにもう散らかってる…」と感じること、ありませんか?
例年に比べおうちで過ごす時間が長くなった今年は、特に家の中が散らかりやすかった方が多いと思います。
散らからない部屋を作りたいなら、まずは「なぜ散らかるのか」理由を考えてみましょう。部屋が散らかる理由のひとつは「置きやすい場所にモノを置いてしまうから」です。
ダイニングテーブルや棚の上、ソファ、枕元など、手が届きやすいからこそモノを置きがちになっていませんか?
もしそんな場所があれば、近い場所に引き出しやカラーボックスを置いて、モノの住所(収納場所)を作ってしまいましょう!
イメージしてほしいのが、飛行機の操縦室「コックピット」。コックピットはよく出来ていて、座って操縦士ながらさまざまな場所にちゃんと手が届くようになっています。
自分がおうちのどの場所でどんなふうに過ごしているか?1日の過ごし方を振り返りながらよく考えることで、コックピットのような収納場所のヒントが見えてきますよ♪
【3】開けるたび気持ちいい♪「引き出し収納術」
床や、部屋の中でよく過ごすエリアにくわえて散らかりがちな場所といえば、引き出しの中身!
「しめてしまえば見えないから」と、つい日頃の片づけをサボりがちな引き出しの中ですが、きれいに整理整頓されているとモノが取り出しやすく時短につながるのはもちろん、あけたときの気分もよくなりますよ♪
引き出しを片づけるためには次のような方法があります。
- 仕切り付きのトレイを活用
同じようなものをたくさん収納するカトラリー類におすすめです。
- 複数サイズのケースを活用
引き出しや収納するモノの大きさにあわせてケースを選べば、無駄なくしまうことができますよ。
- あえて仕切りを使わない
スペースに余裕がある場合は仕切りを使わなずディスプレイのように収納する方法もgood!
お家の中には引き出しがたくさんあるので、全部一度に片づけようと思うとかなりのパワーが必要かも。まずは家の中で1番気になっている引き出しから片づけを始めてみましょう♪
日頃の片づけに役立つアイデアを3つ紹介しました。
来年は部屋が散らかりにくくなる工夫を取り入れて、1年中すっきりしたお部屋をキープ!年末の大掃除もぐっと楽になりますよ♪